先日の投稿
これのなかで、「世間が求めている音楽と、自分がやりたい音楽が違う(同じ人は運がよい)」と書いた。
これに関して、実は昔から思うこところがある。
これは音楽に限らないが、物事の好き嫌いに関して、なぜかみんなと同じモノを好きなのは「ミーハー」と言われて、良い印象を持たれないことが多い気がする。
その理由はおそらく、周りに流されているように見えるからではないだろうか。
しかし、実はみんなが好きなモノが自分も好き、というのは2タイプあると思っている。
まずひとつ目は、上記のように、完全に周りに流されているタイプ。
これは、正直あまりよろしくない。自分の意見や主張はやはり持つべきだと思う。
ふたつ目は、自分の好きなモノと周りが好きなモノが偶然同じというタイプ。
これは、その分野に関しては、大きな武器だ。なぜなら、自分が良い!と思うものを追求してアウトプットすれば、それが周りに受け入れられるから。
良い印象を持たれないどころか、社会に出たら、相当に重宝されるに違いない。
Appleの創業者、スティーブ・ジョブズは、商品コンセプトに関して、絶対の自信を持っていたらしい。自分がほしいと思ったもの、自分がクールだと思ったものをひたすら追求して作り続けた結果、それが世界の人に受け入れられた。
もちろん、スティーブ・ジョブズは相当の努力をしたのだろうが、その先天的なセンスも素晴らしい。そして、センスという意味の一部には、世の中に受け入れられるモノを知っている、という意味も含まれるだろう。
努力すれば、必ず報われる、、といった言葉は理想論でしかない。努力を努力とすら思わないくらい没頭できたものが、たまたま世の中に受け入れられたら、報われた、という方が現実的だ。
2つ目のタイプ、身近にいたら仲良くしておいたほうが良いかもしれない、、