パソコンは、仕事においてもプライベートにおいても、フル活用している。
パソコンがないと、おそらく生活できないレベルだ。
数年前から、マウスをトラックボールに変えたのだが、もうマウスには戻れないと言ってよいほど、重要なツールになった。
トラックボールの何が快適か。
まず、手が疲れない。
通常のマウスは、腕全体、もしくはひじから手を動かしてマウスポインタを移動する。
これに対し、トラックボールは、動かすのは手の部分のみ、殆どの場合は指だけで済む。
自分の知り合いは、一日中コンピュータを使う仕事で、ある日腱鞘炎になってしまったが、トラックボールに変えてからは、その悩みは解消された。
それに、トラックボールのほうが静かだ。
通常のマウスは、画面の端から端まで動かすといに、場合によっては何度もマウスを右にスライドさせないといけない。
その際にマウスを何度も浮かして操作するので、マウスが机と当たる音がガチャガチャとする。
これに対しトラックボールは、ボールを回すだけ。しかも惰性で回ってくれるので、遠い距離を動かしたい場合は、ボールを勢い良く回せば良いだけだ。
省スペースというのも利点の一つ。
本体自体の大きさはトラックボールのほうが大きいが、トラックボールは、一度置いてしまうと、そこから全く動かさない。
通常のマウスだと、マウスを置いて、その周りにマウス自体を動かすスペースを確保しないといけないが、トラックボールは、その本体のスペースさえあれば良い。
さらに、クリックの時に、ポインタが動かないというのもある。
通常のマウスだと、マウス自体の動きを検知してマウスポインタが動くので、クリックする場合に少しでもマウス自体を動かすと、マウスポインタも動いてしまい、意図しないところをクリックしてしまった経験がある。
トラックボールは、ボールにさえ触らなければポインタは絶対に動かないので、ポインタの位置を決めて、ボールに触れずに何度クリックしても、そのポインタがずれることはない。
ということで、トラックボールは良いことずくめだが、通常のマウスからの移行の時に一番の弊害になるのは「慣れ」だろう。
通常のマウスを使って10年、20年、それ以上という人もザラにいるので、いまさらトラックボールに変える、となると勇気もいるかもしれない。
しかし、自分や周りの人を見る限り、早いと1日、遅くとも数日で慣れる。
慣れてしまった後の人は、ほとんどみんなが「通常のマウスには戻れない」という。
後は、価格の問題だ。
今では、マウスは100円ショップでも販売している。
それに対し、トラックボールは安くても数千円、高いと1万超えのものもある。
しかし、トラックボールは消耗品ではないので、これから、人によってはほぼ毎日、何年間も使うことを想定すれば、大きな出費ではなく、メリットのほうが大きいのはないだろうか。
ぜひお試し頂きたい。
尚、自分のマウスは
これだが、大きな種類としては
・対象型/非対称形
・有線/無線
といったものがあり、ボタンの数もそれぞれだ。
一番有名なのは
ケンジントン 【正規品・5年保証付き 】 ExpertMouse(OpticalBlack)(USB/PS2) 64325
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これだ。
より新しいものもあるが、これの方が人気がある。
しかし、高い。
上記のメリットは、どのトラックボールを買っても同じなので、好きなものを買うだけで良いと思う。
日々使うものには、多少の投資があっても損はない。