スマホの多機能ぶり&進化ぶりはすごいですよね。
スマホってそもそもスマートフォンの略語、つまり賢い電話ですが、スマホが十分に普及したあとに生まれてきた世代は、このデバイスがそもそもは電話だった、ということに違和感をおぼえるのでは、と思うくらいです。
自分のスマホを見ても、、、
- ニュース
- SNS
- ブログ投稿
- 地図
- 音楽、ラジオ再生
- 録音
- オンラインストレージ
- 写真、動画
- ネットショッピング、オークション
- 電子書籍
- スケジュール管理
- メモ
- 家計簿管理
- ネットバンキング
- 名刺管理
といった感じで、電話として使うのは全体のごくごく一部です。
そして、スマホが普及する前にこれらの作業をどうやってやっていたのかとういうと、アナログに紙を使ってやっていた、、、というものもありますが、パソコンでやっていたことが多いんですね。
スマホ普及以前、多岐にわたる作業をパソコンでやっていたので、スマホが出てきた時、まさかこれらのほとんどがスマホでもできるようになる、とは誰も思っていませんでした。
結果は、見事にスマホに移行していったわけです。
さて、表題の通り、パソコンはいらないのか、を考えるにあたっては、このスマホの機能を照らし合わせる必要があります。
つまり、現時点において「パソコンでやっているけどスマホではやっていない(できない)」ことを割り出せば、パソコンはやっぱり必要ということになりますね。
私にとってすぐに思い浮かぶのは、音楽制作です。
iOSには無料でついてくるGarageBandや有料のCubasisなど、スマホで音楽制作もできる時代になってきました。実際に私も使っています。
しかし、制作の最後まで作れるのかということかなり難しい。
音楽制作は
作曲/作詞→編曲→録音→ミックス→マスタリング
という過程を経て作られますが、今の所スマホでできるのは作詞/作曲くらいまでです。
スマホ対応の録音機器あるので、録音もできるじゃないか、という意見もありますが、現時点で制作用の録音は厳しいでしょう。あくまでデモ作りです。
音楽制作に限らず、画像や動画などの制作関連作業は、いまだパソコンに依存している人が多いのではないでしょうか。
ラップトップの画面サイズですら小さすぎて、作業のために20インチ以上の外部ディスプレイをつけることも当たり前です。画面の大きさが必須だとすれば、持ち運びを前提としているスマホでは厳しいのかもしれません。
しかし、これらもあくまで現時点での話です。上記したとおり、スマホが普及し始めたときに、パソコン作業の多くがまさかこんな小さなデバイスでできるようになるとは思ってもいなかったのですから、制作だって数年後には当たり前のようにスマホでやっているのかもしれません。
画面の大きさが必須なら、スマホから大きな画面に投影する方法がより簡単になれば問題ありません。
私はどこかで、そんな時代が生きているうちにやってきたら面白いだろうな、と感じています。