日々じゃーなる

日々の生活でおもったことをなんとなく、でも結構まじめに綴るブログです。 趣味は読書とビリヤード。仕事は音楽関係。

夫婦別姓について

下記ニュースが出ていた。

 

夫婦同姓は世界の非常識? 「日本に厳しい国際世論」との報道が話題【夫婦別姓問題】

 

夫婦別姓については、反対派の意見が、本当に理解できない。

 

そもそもこの対立は、

夫婦別姓 VS 夫婦同姓

ではなく、

夫婦別姓でもよい VS 夫婦同姓でないといけない

なのだ。

 

つまり、同姓を主張する人は自分以外の人たちもその価値観に従え、ということになる。

 

反対派の意見には、

・離婚、不倫が増加する可能性が高い
・子供と親の結びつきの低下が懸念される
・こどもが望むの望まないに関わらず、どちらかの姓を選ばないといけない
・家族の一体感が失われる
個人主義的な子供が育つ
・子供の精神発育上の疾患
・家の伝統や文化が受け継がれにくくなる

(ネット上のサイトから引用)

といったことがあげられるようだが、まったくもって解せない。

 

姓が違うだけで離婚、不倫が増えるという確かなデータでもあるのか。

子供と親の結びつきの低下を懸念するなら、現在でも結婚して姓が変わった子供との結びつきは、そこから薄れるのか。

こどもは確かに姓を選択しなくてはいけないが、その選択はそんなに酷な選択なのか。

家族の一体感とは、具体的に何を指しているのか。

個人主義的な子供が育ったら何か問題があるのか。

子供の精神発育上の疾患ってなんだろうか。

姓が違うだけで受け継がれなくなる家の伝統や文化とはなんだろうか。

 

最初にも書いたが、上記を懸念するなら、勝手に同姓にすれば良い。

同姓でないといけない理由にはならない。

 

強要は悪だ。