難しいということと、楽しいと思うことは、共存すると思いますか。
人と話していて、私はおそらく難しさに結構惹かれるタイプだと気づきました。
例えば音楽の世界。
メジャーデビューするのは数だけ見てもとても難しい。だから、運や実力やたくさんの要素を味方に付けないと不可能です。
メジャーデビューするのに、例えばこういった壁にぶつかる、とか、こういう難しさがある、という話を聞くのが、この世界に入る前からとても楽しいと感じていました。
メジャーデビューすのには、こんなにもたくさんの労力と時間がかかるのだ、ということを知ること自体が楽しかったのです。
想像はしていたけれども、やっぱり大変なんだな、と。
しかし、難しさと楽しさが共存しない人もいるようです。
難しさとネガティブさががっちりひっついてて、離れない人ですね。
難しさを知ると、俺なんかには到底ムリ、という思考になることがありますが、実はここまでは私も同じように考えます。
しかし、結構晴れやかにそう考えるわけですね。
それが、そうならない人も多いそうです。
私にとっては、難しさは奥深さの象徴みたいなもので、心を刺激してくれるのは、いつも難しいことばかりです。
結果、それをやってみるかどうかは別問題ですが。
考えてみれば、私たちの身の回りは「難しさ」で埋め尽くされていませんか。
部屋の壁紙ひとつとったって、その壁紙を作る工程を覗けば、結構難しさを伺えるのだと思います。
100円ショップに売ってあるものですら、材料があれば手作りできるという人はそうそういないでしょう。それはやはり難しい。
身の回りの難しさを再認識するたびに楽しさを感じられる私は運が良かったのでしょう。
逆に、そこにネガティブなイメージしかない人は、大変そうです。
難しさは、自分にすぐにはできないこと、という表現です。
そこにポジティブに向き合った中で、その中のいくつかが「それでも挑んでみたい」ものにかわり、時間と労力をかけて、、、といったことになったのは、私自身にもあるし、よく聞く話です。
きっかけは、難しさへの向き合い方で、好奇心に近いものですね。
普段からこういったことを考えているわけではないのですが、今日は、私の行動原理には、難しさが深く関係していると感じるきっかけがあったので、自己分析してみました。