日々じゃーなる

日々の生活でおもったことをなんとなく、でも結構まじめに綴るブログです。 趣味は読書とビリヤード。仕事は音楽関係。

iMacの分解〜今流行りの「自己責任」で

知り合いのiMacのメンテを頼まれました。 内容は2つ。 一つは、起動しないのでどうにかしてほしい。 もう一つは、誤って光学ドライブのところにSDカードを入れてしまったのでとりだしてほしい、というものです。

1つ目は私が依頼されるメンテのなかで最も多い案件です。 やり方は色々ありますが、まずはリカバリーモードに入れるかを試します。

無事にリカバリーモードになりました。 購入時に付いてきたOSのインストールディスクなんてあるはずもないので、インターネットリカバリーモードです。 無事に起動したら、まずはディスクユーティリティーでHDDのフォーマットを試みます。

ところが失敗。早めにバックアップを取って買い替えなさい、的な警告が表示されます。 しかしこんなことで引き下がれません。 次は自分のmacから壊れたmacを覗きに行くため、壊れたmacをターゲットモートで起動します。 自分のmacに「外付けHDD」として認識している壊れたmac内のHDDを、私のmacのディスクユーティリティーを使ってフォーマットします。 しかし、同じく失敗。

次に、私のmacをターゲットモードで起動し、壊れたmacをoptionを押しながら起動して私のmacの起動ディスクを選択。 壊れたmacを通して私のmacにアクセスし、ここでディスクユーティリティー、フォーマットを試みます。 成功しました。その後OSをインストール、最新のOSはちょっと重いので、10.11までアップデートして、起動関連は終了です。

次はSDカード取り出しです。これはアナログな作業です。 こういうときはGoogle先生に頼ります。 このサイトをがヒットしました。

部屋を色々探すと、ダンボールが見つかりました。 上記サイトにあるような形にダンボールを切って、SDカード取り出しを試みます。 すると、ちゃんと出てきました、、、が、なんとダンボールの先の部分がちぎれて中にとどまってしまいました。

ダンボール片はSDカードより柔らかいので、取り出すのは更に大変です。これは困った・・・ もうこうなったら、iMac分解しかありません。 しかし、以前かなり古いiMacを分解して失敗したことがあります。 黒いフィルムみたいものに覆われていて、これをはがさないと中にたどり着けません。 このiMacについては、中のHDDさえ救出してくれればiMac本体は壊れてもよい、ということだったので、フィルムを剥がしてHDDを取り出しました。 その後、正常起動するOSがインストールされているディスクを使ってこのiMacを起動しようと試みましたが、無理でしたね。

今回も黒のフィルムがあったらやめておこうと思いましが、フィルムはなく、普通に中身にたどり着きました。 光学ドライブをとりはずし、さらに分解したら、ダンボール片が出てきました。

その後は組み立て直して、光学ドライブの動作チェックをし、作業終了です。

しかし、mad book proに比べるとやはり難易度は高いと思います。 あくまで自己責任で分解好きはやってみましょう。