日々じゃーなる

日々の生活でおもったことをなんとなく、でも結構まじめに綴るブログです。 趣味は読書とビリヤード。仕事は音楽関係。

バイトの面接で「うちは他とは違うよ」と言うところは少しだけ注意

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学生の頃は、お決まりの貧乏で、とにかくたくさんのアルバイトをした。

法に触れないものであれば、経験と思って何でもやった。

アルバイトは、ある意味、辞めることがきまっている期限付きの仕事なので、まず経験してみるという意味では本当に役立ったし、今でもたくさんのアルバイトをして良かったと思っている。

(ざっと数えて50くらいのバイトはしていた)

 

アルバイトは、ほとんどの場合アルバイト情報誌で探す。

条件を見て、電話をし、履歴書を用意して、面接となる。

 

さて、アルバイトの面接官のうち、自分の経験では半分弱くらいの面接官が

「うちは他のアルバイトと違って・・・」

といった類のことを言う。

「アルバイトだけど、責任の思い仕事もやってもらうから」

ということも結構あった。

こういうところは結構気をつけたほうが良い。

 

雇う側はなぜ社員や契約社員でなくアルバイトを募集しているのか。

それは、人件費削減のためだ。

もちろん、良い人材がいたら社員登用などもあるだろうが、基本的には、言葉は悪いが使い捨てである。

アルバイトをする方も、それをわかっててアルバイトをする。

アルバイトという言葉を軸に双方の暗黙の合意がある。

 

にもかかわらず、うちは他のアルバイトと違って、、、なんてことを言う。

仕事はお金をもらってするものだ。

その金額は、労働の対価だ。

他のアルバイトと違うのならば、対価も、つまり時給も違って当然なはずだが、こういうことを言うアルバイト先で、時給が他に比べて明らかに良い、というところはほとんどない。

 

第一、誰でもが閲覧できるアルバイト情報誌に、横並びの時給条件で、応募する方に「うちは違う」と言っても、まったくもって理解に苦しむ。

時給は同じで、責任だけを押し付けるのは、雇う側の傲慢だろう。

それに、最低限の責任は、どこも同じく全ての仕事に発生する。

それ以上の責任をもって仕事をしてほしいなら、時給をその分だけあげたり、社員を募集したりすれば良い。

人件費削減のためそれが無理なら、その会社は経営が下手なだけだ。

経営が下手なしわ寄せがアルバイトにくるのは、はなはだおかしい。

 

時給が安くても、待遇が悪くても、その職場で働きたい、という人はいる。

そういう人は働けば良い。

但、それはあくまで雇われる方が考えることで、雇う側にその強要は認められない。

 

これからアルバイトをしていく予定の方は、ご注意を。

探せば、本当に良いアルバイト(楽で、という意味ではない)はたくさんある。