コンピュータの操作は、仕事の効率に関わってきます。
早く、正確に操作することで、メンタルのストレスも軽減される気がしますね。
最も使っているソフトをマスターしていくのが全体の効率UPに繋がりますが、最も使っているソフトは何でしょうか。
多分違います。
おそらくFinderだと思います。
ベースになるソフトなので、ソフトという概念すらないかもしれませんが、Finderの操作が早いか、正確か、というのはmacを使いこなせているかどうかを左右します。
ショートカットなんかは、他のソフトもあえてFinderとそろえているものが多いですね。
いろんなソフトの操作に関わる「軸」になっています。
そんなFinder操作における、私が重宝しているものをいくつかご紹介いたします。
表示切り替えのショートカット
Finderには4つの表示方法があります。
アイコン、カラム、リスト、Cover Flowです。
これは、ウィンドウ上部で切り替えることができます。
しかし、これはショートカットを使います。
「Command」+「2」:リスト
「Command」+「3」:カラム
私は上記2つしか使わないので、この2つを適宜切り替えます。
1~4の並びと、上で説明したボタンの配置が連動しているのでわかりやすいですね。
ウィンドウの切り替え
Finderでは、いくつものウィンドウを起ち上げて作業することがあります。
タブを使って一つのウィンドウで作業することもできますが、ドラッグ・アンド・ドロップを使うことなどを考えると、複数ウィンドウが使いやすい。
しかし、複数のウィンドウを起ち上げちゃうと、ウィンドウを選択するのに大変です。
そこで、同一アプリケーション内でウィンドウを切り替えるショートカットを設定します。
上で示したショートカットですが、デフォルトは違うショートカットが割り当てられています(忘れました)。
私のおすすめは、上に設定している通り
「option+tab」
です。
アプリケーションの切り替えショートカットは
「commande+tab」
がデフォルトで割り当てられていますが、これとあえて近いショートカットにしたら覚えやすい(使いまくるので結局覚えますが・・)
これで、いくつウィンドウが開いていても、optionを開いたままtabを連打すれば目的のウィンドウにたどり着けます。
ちなみに、これはFinderのみでなく他のほとんどのアプリケーションでも使えます。
複数のウィンドウを駆使するソフト(DAWソフトも然り)ではかなりの効率UPに繋がります。
ファイルやフォルダの選択
「command+クリック」:複数選択
「shift+クリック」:連続選択
これは有名ですが、連続選択はクリックではなくキーボード操作だけで可能です。
「shift+矢印キー」:連続選択
表示方法に従って、矢印キーの方向にあるファイル、フォルダが選択されていきます。
そんなに多くない数の連続選択の場合は、こっちのほうが早く正確です。
ちなみに、このショートカットは文字選択などでも使えます。
ファイル名を変える、テキストを選択するときに、表示倍率によっては小さすぎてうまくドラッグできないことがありますが、このショートカットを使えば、どれだけ小さくても簡単に選択可能です。
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今回は3つ紹介しました。
紹介した3つはすべて、キーボード操作です。
マウスやタッチパッド、トラックボールはもちろんゴリゴリに使いますが、左手でショートカットを、右手でポインタを、という作業をすれば、作業が倍くらい早くなります。
それに、ポインタの速さは、ある作業のときは早めに、またある作業のときは遅めに、という設定にしたいという思いに駆られますが、その都度設定を変更するのは面倒です。
キーボードでの操作は、ポインタの速さに依存しないし、確実にミスが減ります。
(誰しも、クリックするところを間違ったことはあるでしょう?)
macはショートカットを使いこなしてなんぼ、みたいなことをよく言われますが、本当にそのとおりです。
可能な限りキーボードショートカットでやる、くらいの勢いでやりましょう。
ちなみに、シャットダウンは
control+Ejectボタン
です。