日々じゃーなる

日々の生活でおもったことをなんとなく、でも結構まじめに綴るブログです。 趣味は読書とビリヤード。仕事は音楽関係。

祝儀に物申す

結婚式の招待に“欠席”相次ぎ「私が渡したご祝儀6万円、返して!」 (BLOGOS)

 

私は、そもそも祝儀という慣習自体を見直す必要があると思っています。

 

結婚式や披露宴が人生の中で最大のイベントに数えられるのは、今も昔も変わらないと思います。

 

だから、たくさんの人がお祝いをしてくれるのは自然です。

 

ただ、そのお祝いの場に参加するのに、必ずお金が必要、というのはいかがなものでしょうか。

 

100歩譲って、お祝いをお金で表すことを受け入れたとします。

でも、そのお金の大半は、披露宴会場を含む結婚式主催者に払われます。

 

つまり、祝儀とは名ばかりの、場所代、飲食代なのです。祝いたい対象である新郎新婦に渡るのはごくわずか、場合によっては1円も渡りません。

 

祝儀は最低3万と言われます。

一回で3万円かけて食事に行っていることになるわけですけど、そこにそんなにお金をかけるくらいなら、新郎新婦に直接渡るお金を払いたい。

 

出産祝いとか餞別、快気祝いなど色々とお金を包む機会はありますが、少なくとも結婚式における祝儀は、本来の役割を果たしていないのではないでしょうか。

 

冒頭に書いたような不満やトラブルだって、もし払ったお金が飲食代だったのならば、たしかに飲み食いしたのだし、欠席者は飲み食いしないのだから、問題になりにくい。

そのお金が、お祝いをしたお金、という捉え方をした瞬間に、「お祝いしたのに、私はされてない」となっちゃいます。

 

第一、、、

 

人、特に友人など親しい間柄の人をお祝いするのに現金って、果たしてどうなんでしょうか?

当たり前になってるから気づきにくいのですが、誕生日や記念日に現金渡したら、ドン引きでしょう?

 

お祝いをお金で表す以外の方法もそろそろ考えられて良い時代ではないでしょうか。