日々じゃーなる

日々の生活でおもったことをなんとなく、でも結構まじめに綴るブログです。 趣味は読書とビリヤード。仕事は音楽関係。

カジサックさんがテレビにこだわるのはなぜ?

 カジサックさんとメンタリストDaiGoさんのコラボ動画で暴露された、テレビ業界人からの圧力の話、びっくりしました。

※動画は↓

【激震】メンタリストDaiGo さんがテレビ界の闇を大暴露 - YouTube

 

少し前ににプチ炎上したカジサックさんの夢を語る動画で、カジサックさんはテレビが昔みんなに愛された時代のように人気を取り戻してほしい、といった趣旨のことを言ってました。

 

炎上するようなことではないと思いますけどね・・・

さておき・・・

 

でも私は、なぜそこまでテレビにこだわるのかな、と思います。

 

上の動画でもカジサックさんは言ってますが、昔からテレビっ子で、テレビに出てくる芸人さんにいっぱい笑わしてもらったから、今落ち目なテレビには変化を受け入れて、復活してほしい、ということだそうです。

 

んー、、ところで、ですけど、、、

 

カジサックさんが見ていたのは、テレビではなくて、テレビ番組でしょう?

テレビ自体は、道具でしかありません。

 

ずいぶん前の本ですが、佐々木俊尚さんの著書「2011年 新聞・テレビ消滅」を引用します。

 

2011年 新聞・テレビ消滅 (文春新書)

2011年 新聞・テレビ消滅 (文春新書)

 

 

テレビというのは

  • コンテンツ=番組
  • コンテナ=テレビ
  • コンベヤ=地上波、CATVなど

という感じ。

 

コンテンツは、中身。コンベヤは中身を運ぶ容器。コンベヤはその容器を運ぶシステムです。

 

カジサックさんは小学生くらいの頃に影響を受けたのは、このうちどこか。

もちろん、コンテンツ、つまり番組です。

コンテナやコンベヤは意識もしていないし、そもそも当時は選択肢がありません。

 

YouTubeはどうなっているのかというと

  • コンテンツ=番組
  • コンテナ=YouTube
  • コンベヤ=インターネット

です。

コンテンツの部分だけテレビと共通ですね。

カジサックさんの場合は、その番組自体を自分と信頼のあるスタッフで作っているわけです。

 

番組は自分の意向通りにできるのに、それでテレビがー、というのは、コンテナとコンベヤがそれぞれテレビと地上波じゃないとだめだー、と言っているようなもんです。

 

ちなみに、料金としてもYouTubeは無料だし、インターネットは月額制でお金かかりますけど、今の時代ならみんな家にあるでしょう?

 

カジサックさんがこだわっている「テレビ」は、コンテナやコンベヤではなく、コンテンツだと思うので、なにもテレビじゃなくてもいいんじゃないかな、と思っちゃいます。

 

それに、シンプルに考えてYouTubeのほうが便利ですよね。

録画なんて作業しなくても、動画は過去にさかのぼってどんだけでも見られるし、ネット環境さえあればいつでもどこでも見られる。

アップロードだって、自宅からスマホ一つでできます。

今の時代に、合理的な理由でテレビのほうが上回っていることってあるのかなぁ・・

 

ちなみに、ですが、別に私はテレビになくなってほしいと思っているわけではありませんよ。