作詞はわかりやすいですが、作曲は、編曲とかミックスとかとの線引きが少し難しいし、よく勘違いされます。
そこで、別のもので例えてみます。
例えば家を建てることに例えると、、
作曲は家のデザインです。
編曲はどんな木材を使って作るかや、家自体以外の鶏や玄関周りなどにあたります。
実際に家を建てるのが大工さんですが、これがプレイヤー。
ミックスという概念は家を建てるときにはあんまり相当するものがないかもしれませんね。
料理に例えると、、
何の料理を作るか、が作曲。
メイン以外の料理や、それをどんな皿に盛るか、どんな順番に出すか、が編曲。
料理人はプレイヤー。
ミックスは、、これまた無いですね。
少なくとも作曲と編曲の違いは分かりやすいと思います。
作曲家を目指すのならば、家を建てる場合のデザインにあたる、最初の部分に相当のエネルギーを注がなければいけません。
デザインがそこそこで、使う木材や玄関、庭ばかりに凝ってもダメそうでしょ?
料理も、メイン以外の料理や盛り付け方ばかり気にしてもダメですよね。
作曲家は、つまるところメロディとコードです。ベースの音色とか、ホーンセクションの人数感なんかは、作曲の範囲には含まれません。
もっとも、最近はDAWソフトが成熟しているので、作曲家が編曲まで行うことも当たり前になりましたが、それによってメロディやコードの重要度が落ちるなんてことは決してありません。
作曲家を目指す方は、とにかく曲のメロディとコード「だけ」を聞く癖をつけると良いでしょう。