年賀状を準備し始める時期になりましたね。
お察しの通り、ずっとまえから私は年賀状というものを書きません。
いや、書く人をバカにしているわけじゃないですよ。
自分が書かない、というだけです。
ご覧の通り、実際減ってますね。
減っている理由は大きく2つあると思います。
まず、文章で新年の挨拶をする方法が年賀状以外にも増えたこと。
メールやSNSですね。
で、もう一つは、似ているようで違う理由で、SNSです。
どういうことでしょうか。
年賀状って新年の挨拶ですが、年に一回、年賀状でのやりとりでしか交流がない相手っているんじゃないですか?
ある程度の年齢になり、住んでいるところも離れてしまうと、わざわざ用事もないのに連絡取らないので、結果年賀状のやりとりのみになります。
で、年賀状が来ることによって、その人の無事を知る、といった感じですね。
だから、子どもが生まれたら子供の写真とか、旅行に行ったときの写真とかを年賀状にするというデザインが流行りました。
ところが、現代はどうかというと、SNSで日々その人の動きを見られます。
SNSを頻繁に使う人にとって、子どもが生まれたとか、旅行に行った、なんていうイベントは、投稿するのにもってこいの話題で、すぐさま投稿です。
投稿は、ポチッとして1秒後に世界中で見られるわけです。
年に一度の年賀状に集約する意味は薄れますね。
改めて報告するまでもなく知ってますから。
◆
年賀状を書く人が少なくなったことが良いことか悪いことかはわかりませんが、今後増える見込みがなさそう、というのは事実です。
でも、別に暦が消えるわけじゃないし、したがって新年を迎えるという節目の意味がなくなるわけでもありません。
年賀状を出さない私だって、明けて最初に会う人とは新年の挨拶を交わすし、そういう節目ってやっぱり大切にしていきたいと思います。
ただ、節目を大切にすることと、年賀状を出すことが結ばれていないだけですね。
繰り返しますけど、、、
年賀状を出す人をディスっているんじゃないですよ・・・