電子申告に挑戦するために、いろいろと調べているんですが、国主導のこういうサービスは使い勝手が悪すぎる、という話です。
上記記事、見てもらったらわかりますが、マイナンバー関連には、パスワードがあります。
4つも!!
4つですよ!
関連サービスだけで4つものパスワードがあり、全部把握しておかないといけない。
そんなサービスあります?
もうね、名前もわけわかりません。
「けんめんじこうにゅうりょくほじょよう」って何ですか??
いろんなサイトのアカウントIDやパスワードを覚えるのすら大変な人がたくさんいるのに、マイナンバーを利用するだけで、その使い方によって4つのパスワードを使い分けなくてはいけない、なんてひどすぎます。
国はマイナンバー普及に必死です。
賛否両論ありますが、私はマイナンバー制度自体には概ね賛成です。
反対の人は、プライバシーや倫理の問題を挙げますが、国ではないGoogleやAmazonには、サービス利便性向上と交換という捉え方で、たくさんのプライベートな情報を与えているでしょう?
買い物記録、位置情報、生年月日から写真まで。ネットバンキングしているならば、入出金記録も全部与えているのと同じです。
今更国にだけプライバシー云々いったところで、と思っちゃいます。
まあ、国だから民間より安心なのか、国だからこの辺の管理が怪しい、と思うのかというところで、後者という人が多いのもわからなくもない。
同一サービスに4つものパスワードを設定しなくてはいけない、なんていう体たらくだと、「大丈夫か?」と怪しむ人がいてもおかしくない。
でも、なんだかんだ言ったって、時代は便利な方向にしか進みません。
不便な方向へ時代が変わっていったことなんて歴史上ないでしょう?
国だってそれがわかっているから、電子申告やe-Taxに力を入れているわけです。
マイナンバーカードにも免許証にもパスポートにもICが埋め込まれています。
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今年も、分厚い確定申告用の郵送物がどときました。
これ、全部でどのくらいの数発行しているのか知りませんが、バカにならないコストだと思いますよ。
内容はテンプレート化したものでしょうからすぐ作れるでしょうが、それを膨大な数コピーするコスト、それを封入する作業、送付作業、それから個々人が手書きする手間、返送作業、その誤字脱字をチェックする作業・・・考えただけでも恐ろしい。
少しでも多くの人が電子申告すれば、この辺のコストが大幅にスリム化できることがわかっているから、この方面に力を入れるのなんて必然です。
過渡期?
いや、ブロードバンドやスマホが普及してもう結構長い月日が流れています。
今を過渡期と思っているのは国くらいじゃないですかね?
(国会はいまでもiPadを見ながらの質疑はだめらしいですしね・・・)
この辺が弱いのは、国際的に見ても恥ずかしいと思いますよ。
バブルくらいまでは、SONY、Panasonic、東芝、日立といったテクノロジー関連産業における日本の世界的地位はかなり高かったのに、今となっては、、、
こういう分野こそ国がどんどん取り入れて、民間を刺激していかないといけないんじゃないですかね。