日々じゃーなる

日々の生活でおもったことをなんとなく、でも結構まじめに綴るブログです。 趣味は読書とビリヤード。仕事は音楽関係。

パスワードは言わない・書かない・教えない

「教師が生徒のパスワードを取りまとめる」そんな異常事態がまかり通る日本の"IT教育"のお粗末さ 学校が「パスワードを他人に教えてはいけない」と教えるべきなのに | PRESIDENT Online(プレジデントオンライン)

 

ため息しか出ませんね。

 

記事にも出てきますが、そもそもパスワードを紙に書くこと自体が危険。

 

私の両親は、手帳型スマホケースのポケットにスマホのパスコードを書いたメモ紙を入れています

何度も注意したんですけどね。

 

これって、キャッシュカードそのものに暗証番号を書いているのとほとんど同じ、いやむしろもっと危ないかもしれませんが、こっちの危機意識はあるんですよね。

スマホでできることをあまり理解してないからこうなっちゃうのかもしれません。

 

他にもあります。

国がとにかく普及させたいマイナンバーカード。

私は随分前に取得済みで、便利ですし普及してほしいと思っていますが、パスワード関係はグダグダです。

 

まず、マイナンバーカードに付随するパスワードが4つもあります

  1. 署名用電子証明書用(英数字6文字以上 16 文字以下)
  2. 利用者証明用電子証明書用(数字4桁)
  3. 住民基本台帳用(数字4桁)
  4. 券面事項入力補助用 (数字4桁)

それぞれの名前が難しそうだし、そもそもなんで4つもあるのか。

そして、2,3,4は同じ番号でも違う番号でも良いそうで、じゃあせめて2つでよいのでは、と思います。

 

面倒だと思ったのはここですが、パスワードの危機意識としてどうかと思ったのは、これです。

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役所でもらった、パスワードを記載する紙です。

多分これは、役所にとっては親切心で渡しているのだと思いますが、これはイケてません。

 

ちなみに、このパスワードのぼかしがかかっているところは、役所の人が書いたのではなく、自分で書くのです。

つまり、これに書いて忘れないようにしてくださいね、ということ。

 

だから、その管理方法を勧めるのがのがまずいんです。

 

 

日本のIT、大丈夫なんでしょうか。

先日もe-Taxがサーバーダウンしたし。

 

せめて今後の日本を担う子どもたちに対する教育だけはちゃんとしてほしいと思います。