コロナ、すごいことになってます。
ここまでになるとは誰が予想したでしょうか。
こういうときにこそ、メディアには「伝え方」を考えてほしいと思います。
事実を伝えるのがまず第一で、不安を煽ることは目的ではないはず。
連日のように感染者数が報道され、その数に比例するように私達は不安を募らせます。
一方、感染者数とは別の死者数という指標もちゃんとみるべきです。
日本と、被害が甚大な西ヨーロッパとの比較です(死者数/人口)。
死者数の推移を見る限り、「現在のところ」日本が踏みとどまっている、ということがわかります。
同時に、他国の状況を見れば、爆発的に死者数が増える可能性もあります。
極端に不安を感じすぎない。
でも、ギリギリのところだということはしっかり認識する。
こういう冷静な思考が、無駄なパニックを抑止します。
やはり不要不急な外出は控えるべきでしょう。
でも、あくまで「不要不急」な場合です。
どうしても外出しないといけない人もいますが、そういう方々に対する批判はナンセンスです。
また、外出するときも、感染が起こりやすい環境をできるだけ避けるよう心がけたい。
誰かが、感染の起こりやすい環境を子供でもわかりやすい言葉に置き換えて言ってました。
- むんむん(密閉)
- ぎゅうぎゅう(密集)
- がやがや(密接)
どうしても外出しないといけない方々も、この3つがそろう場所は絶対に避けたほうが良さそうです。
これでいくと、ライブハウスなんてもってのほかになりますね。
こればっかりは、いくら音楽関係者と言えども認めざるを得ません。
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まさに国難ですが、前にも書いたとおり、コロナウィルスには犯人はいません。
一部の政府や専門家バッシングは、まるで原因が政府や専門家にあるかのようなものもあります。
それこそ無意味、非生産的です。
今後コロナの被害がどうなっていくのか。
これは、政府や専門家が大枠を舵取りするものの、基本的には私達一人ひとりにかかっています。