今回は、あったほうが良いもの紹介します。
ここに書くものは、あったほうが良いとは言っても、ほとんど必要と言って良いレベルです。
ぜひ購入してください。
目次
オーディオインターフェイス
このあたりが専門用語っぽくて苦手、という人もいるかも知れませんね。
でも簡単です。
パソコンで音楽をつくるには、録音しなくてはいけませんよね。
もっとも、最近はパソコン内に入っている(偽物の)音だけでも音楽をつくれるので、録音が絶対ではなくなりました。
だから、前回投稿の「必要なもの」には、入れなかったのです。
まあ、でも歌とかギターとか演奏して曲に取り込みたいでしょ?
そうなると、オーディオインターフェイスが必要です。
なぜでしょうか。
だって、パソコンにマイクケーブルやギターケーブルを挿す端子はついていないでしょう?
あるのはUSB端子とかイヤホン端子とか。
だから、マイクケーブルやギターケーブルから伝わってきた音をオーディオインターフェイスにつないで、そこからUSBでパソコンにつなぐ、という経路になります。
ちなみに、リモートワークなんかしているとわかると思いますが、パソコンにもマイクは付いています(だからzoomで自分の声が相手に聞こえるのです)。
このマイクを使って歌やギターを録音することはできるか?
できます。
ただ、そういう用途で作られていないマイクなので、うんざりするほど音は悪い。
実用は厳しいですね。
MIDIキーボード
これも専門っぽいですよね。
これは、言い換えたら信号発信機です。
鍵盤っぽい形をしているので、鍵盤演奏をするためのものと思いがちですが、あくまで信号を発するもの。
そのうち、ピアノやオルガンなどの音をならすときには、鍵盤の形と信号発信機がピタリとなるだけですね。
鍵盤楽器でなくてもMIDIキーボードで信号を送ります。
ドラムやベース、ストリングスから管楽器まで、なんでもMIDIキーボードをつかって信号を発信するやり方が主流です。
で、そもそも信号信号といっているけど、どういうこと、とおもいますよね。
「音」の要素っていろいろありますが、代表的なものは
- 音の高さ
- 音の長さ
- 音の大きさ
ではないでしょうか。
信号発信機であるMIDIキーボードは、一つの鍵盤をおすだけでこれらの信号を同時にパソコンに発信するのです。
重要なのは、この要素の中に「音色」は含まれていない、ということ。
信号が発せられた時点では、まだどんな音色なのか、つまり何の楽器なのかは決まっていません。
では、音色はどうやって決まるのか。
それは、パソコンの中で決めるのです。
MIDIキーボードから発せられた信号と、パソコン内で決められた音色(楽器)がそろって、初めて音が出ます。
だから、MIDIキーボードは楽器じゃなくて信号発信機なのです。
時々、良い音のMIDIキーボードは、なんて言う人はいますが、それは明らかに間違いです。
MIDIキーボードは、鍵盤の押しやすさとか持ち運びやすさとかはあっても、音の良し悪しはありません。
発せられる信号はすべて数値なので、良いも悪いもないのです。
MIDIについては以前にも投稿しています。
あとがき
前回投稿したパソコン、ソフト、スピーカー、それに今回説明したオーディオインターフェイスとMIDIキーボードがそろったら、ひとまず準備完了です。
次回は必要な知識を説明します。