日々じゃーなる

日々の生活でおもったことをなんとなく、でも結構まじめに綴るブログです。 趣味は読書とビリヤード。仕事は音楽関係。

パソコンで音楽を作ろう〜その14 オーディオトラックの設定項目

前回は、トラックの種類について説明しました。

今回は、そのうちの一つ、オーディオトラックの設定について見ていきます。

 

オーディオトラックの設定はシンプルです

そのトラックに録音する場合、入り口(インプット)をどこにするかと出口(アウトプット)をどこにするかを決めます。

 

目次

 

オーディオトラック〜インプットの設定

 

 

インプットから見ていきましょう。

例えばボーカルのトラックの場合。

ボーカルはマイクで録ります。マイクはマイクケーブルを介してオーディオインターフェイスに、そのあとUSBケーブル(もしくはサンダーボルト)を介してパソコン内のソフトに入ってきます。

 

マイク→オーディオインターフェイス→パソコン

 

まずオーディオインターフェイスそのものを決めなければいけません。

オーディオインターフェイスのドライバをちゃんとインストールしていれば、DAWソフトのオーディオインターフェイス設定に、使いたいオーディオインターフェイス名が出てくるはずです。

 

DAWソフトでそのオーディオインターフェイスを設定している状態で、オーディオトラックの設定をします。

 

トラックで設定するのは、オーディオインターフェイスの何番入り口を使うか、です。

 

というのも、オーディオインターフェイスには複数の入り口が用意されていることが多いからです。

 

マイクケーブルを、オーディオインターフェイスにつないでいるかを確認し、録音したいトラックに設定します。

「入力1」とか「input1」という名前になっていることが多いですね。

 

オーディオトラック〜アウトプットの設定

 

そのオーディオトラックに録音された音が、どこに出ていくかを決めます。

基本的には、「マスター」に出ていくようにすれば大丈夫です。

 

え?オーディオインタフェイスに出すんじゃないの?

と思うかもしれません。

 

オーディオトラック(パソコン)→オーディオインターフェイス→スピーカーorヘッドホン

 

しかし、ここはマスターに設定します。

 

なぜなら、今録音しているオーディオトラック以外のトラックもあり、それらをソフトの中で一つのトラック(マスタートラック)にまとめて、そのマスタートラックの出口をオーディオインターフェイスにする、という方法をとるからです。

 

これは後に出てきますが、曲全体にエフェクターをかけたい、といった場合などに、各トラックから直接オーディオインターフェイスに出ていっていると、すべてのトラックにエフェクターとかけないといけなくなり、面倒だからです。

 

つまりこうなります。

 

オーディオトラック→マスタートラック→オーディオインターフェイス→スピーカーorヘッドホン

 

あとがき

 

まとめると

  1. DAWソフトでオーディオインターフェイスを使えるようにする(ドライバインストール)
  2. トラックのインプットをマイクケーブルを挿しているところにする
  3. トラックのアウトプットをマスターにする

以上です。 

 

次回はMIDIトラックの設定です。