日々じゃーなる

日々の生活でおもったことをなんとなく、でも結構まじめに綴るブログです。 趣味は読書とビリヤード。仕事は音楽関係。

パソコンで音楽を作ろう〜その24 コラム:DAWは壊れない?

シリーズ途中ですが、ちょっとコラム的なことを書こうと思います。

 

 

楽器演奏だけでなく、パソコンで音楽を作る、いわゆるDAWを使うのにもスキルは必要です。

 

ただ、楽器演奏と違って、DAWソフトの操作方法は正解があるので、知っているかどうかだけです。

 

演奏の仕方をいくら学んでも、実際に訓練しないと弾けない楽器とは違い、DAW操作は知ったらその場で使えます。

その分ハードルは低いはず、、なんですが、楽器に比べて音楽っぽくないところがネックなんですかね。

 

DAWソフトの上達とはつまり、DAWソフトの使い方を知る、ということに尽きます。

録音したい音を録音して、鳴らしたい音を鳴らす。

 

頭の中にある音楽をDAWソフトに落とし込めるようになることが、DAWソフトの上達にほかなりません。

 

その上達が遅い人ってやっぱりいるんです。

 

楽器演奏は身体を動かすので、生まれつきもった身体能力も関係してきます。

ぶっちゃけてしまえば、やっぱり才能の有無ってあるんですよね。

指の長さ、手の大きさ、握力などの先天的なものも関わってきます。

 

一方、DAWソフトの使い方において、上達が遅い人って、結構わかりやすい特徴があります。

 

それは、とりあえずやってみよう、という勢いが足りない人です。

 

昨今のDAWソフトは、成熟期に入っていると言ってもよい。

機能が豊富すぎて、メーカー側はバージョンアップでこれ以上どんな機能をつければよいのか、日々頭を悩ませているに違いありません。

 

ここまで機能豊富なDAWを学ぶのに、説明書から入り、ちゃんとした操作方法を学んでから、という順序はあまりにも効率が悪い。

 

パソコンを例にとったらわかやすいかもしれません。

 

昔のパソコンって、結構厚めの説明書が5冊とかついてきたんですよ。

今はそんな説明書はついてきません。

 

それは、環境を考えてペーパーレスに、ということではなく、パソコンでできることがあまりにも多くなりすぎて、説明書に書ききれなくなったんです。

パソコンでできることって、多分無限にあります。

 

音楽にとってのDAWソフトもそうで、できることは無限とは言わずとも、凄まじい数あります。

 

これを機能から学ぶのは無理があります。

 

じゃあどういう順序が良いのか。

それは、正しいやり方とか考えずに、とりあえず音がなればOK、くらいですすめることです。

 

音楽だから、音さえなればとりあえずはOKなんです。

別にそのまま商品にするわけでもないし、音さえなればテンションもあがります。

少なくとも機能を学んでいるときよりも楽しいはず。

 

ここで、その壁になるのが、壊れないの?ということです。

 

安心してください。

壊れません。

 

DAWソフト上の、どんなボタンを押しても、ソフトが壊れることはありません。

なんかわけわからない状態になっても、UNDOで遡れます。

だから、画面上にあるボタンを全部押して何が起こるか見てみる、くらいの勢いで触って良いのです。

 

もちろん、王道のやり方はあります。

ただ、王道にこだわって進まないのならば、そんなものは捨てても構いません。

 

ということで、DAWは壊れないので、どんどん録音して、いろんなボタンを押して、とにかくなんでもやってみましょう。