タイムリーにこんなニュースが出ました。
あの村上春樹氏の作品が電子書籍化されたということです。
これまでに電子書籍化されたものもありますが、それに追加ですね。
今回追加されたものは新潮社のものです。
1Q84をはじめ有名作品が多い。
村上春樹氏の作品の中で最も好きな作品を一つ上げるとしたら、世界の終わりとハードボイルド・ワンダーランドです。
今回ついに電子書籍化されました。
昨日と重複する部分もありますが、、、
音楽分野でデジタル化が進んだ理由は色々とあります。
そのうちの一つには利便性があります。
ただし、利便性があがっても大切なものが失われてしまっては本末転倒です。
音楽を聞く上で最も大切なものは、楽曲そのものです。
ジャケットも歌詞カードも大切ですが、最も大切なのは、と問われれば多くの人が楽曲そのものだと答えるのではないでしょうか。
音楽のデジタル化において、楽曲を聞くという面では、失われるものはほとんどありません。
音質は変わりますが、デジタル化がこれだけすすんだということは、音質変化が許容範囲だったということを証明しているとも言えます。
そして繰り返しますが、ジャケットや歌詞カードよりも楽曲そのものがもっとも重要視されているということを証明している、とも言えるのです。
書籍ではどうでしょうか。
インクの匂いとか、ページをめくる行為をくだらない、とは言いません。
でも、書籍において最も大切なのは、何を書いてあるか、という中身、というのは多くの人が共感できることではないでしょうか。
そして、電子書籍化されても中身は一切失われません。
どの本か忘れましたが、村上春樹氏も「どんな方法で読んでもらうかは問題ではない」という主旨のことを書いていました。
利便性は間違いなくあがります。
かさばらない、しおり不要、本棚不要、掃除不要、新品なら安い、検索可能、辞書利用可能。
いきなりすべてを電子書籍に変えるまえに、多くの人が入会しているAmazon Prime会員なら無料で読み放題のPrime Readingから始めてみてはいかがでしょうか。
Prime会員なら追加費用なしです。
専用書籍リーダーを買うのをためらうなら、スマホのアプリで試してみれば良いと思います。
ぜひお試しください。