村上春樹さんのエッセイシリーズ、これだけ読んでいなかったので、読んでいます。
今で言うところの日記ブログに近いものですが、プロの文章はさすがですね。
書いてある内容がすごくためになるとか、勇気づけられるとかではありませんが、とにかく読んでいて面白い。
「ふふふ・・・」というやつです。
先日までこの本を読んでいました。
この中で村上春樹さんは、文章の大切さを繰り返し述べています。
句読点の位置や暗喩(メタファー)も含め、読みやすい文章にするということはとても大切だと。
物語にしてもエッセイにしても、中身が最も重要なのはそのとおりだと思いますが、文章もそれにまさるとも劣らないくらい重要なのでしょう。
エッセイを読んでいると、それをひしひしと感じます。
なんかいいなぁ、というやつです。
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わたしにとって読書は人生に欠かせないくらい大切なことです。
ただ、そう言われるとちょっと重く受け取る人もいるんですよね。
インテリっぽい雰囲気もありますし。
でも、音楽にクラシックやPOPSがあるように、本にも真面目な大切な本もあれば、さらっと読むくらいでちょうど良いくらいの本もあるわけです。
これらに優劣なんてなく、どちらも好きな時に好きな方を読めば良いだけです。
読書には興味があるけれど、身構えてしまう、という人にはおすすめです。
一つのエッセイが3ページで終わるから、スキマ時間にさらっと読めるし、内容もほのぼのした感じです。
そして、なんといっても読みやすい。