音楽の仕事をしている割に、音質に対するこだわりはあまりありません。
じゃあなんでヘッドホンを買ったのか。
それは、つけ心地を改善したかったからです。
エンジニアではないものの、都合上ヘッドホンをつけっぱなしになることも多く、その時間は3時間以上になることもしばしば。
そうなると、つけ心地が良くないヘッドホンは辛い。
今使っているヘッドホンはこの2つです。
ともに世界的大ヒット&定番ヘッドホンです。
定番だからとりあえず持っているのですが、私の耳の形状の問題なのか、かなり耳が痛くなります。
で、今回購入に至りました。
購入ポイントは
- つけ心地が良い
- 密閉型であること
- ストレート型ケーブルであること
- そこそこ有名メーカーであること
です。
全部満たしているのがAKG K271MK2でした。
購入ポイントとレビューを含めてレポートします。
1 つけ心地
画像をみてわかるように、耳に当たる部分がかなり大きめに作ってあり、耳に対する圧迫はかなり少なめです。
加えて、このモデルには、イヤーパッドが2種類ついてきて、取り替えることができます。
合皮とベルベット。
このベルベットが毛布みたいな質感で、つけ心地は抜群です。
ただ、一つ気になった点があります。
それは、サイズがギリギリだったこと。
このモデルは、アタマにかぶせると自動的に調整してくれるタイプですが、それでもギリギリでした。
で、よく見ると・・・
ここにプラスドライバー発見。
これを緩めたらよいのでは、と思ってやってみるとビンゴ。
余裕ができました。
私は頭が大きい方ではないのですが、デフォルト位置はちょっとギリギリ過ぎだと感じました。
2 密閉型であること
ヘッドホンには、密閉型(クローズド)と開放型(オープン)があります。
これは、ちょっとした違いどころではなく、かなり違います。
で、どちらが良いとかいうわけではなく、慣れとか好みです。
慣れと好みで私は密閉型を選びました。
3 ストレート型ケーブルであること
このモデルは、端子からヘッドホンまでのケーブルを着脱できます。
で、このケーブルが、イヤーパッドと同じく2種類ついてきます。
一つはストレート、もう一つはカールコード。
カールコードは、ケーブルのばらつきを抑えてくれるものの、そのままアコギのマイク録りをするときなんかは、ぶら〜んと垂れて使いにくい。
ということで、私はストレート型を好みますが、このモデルは2種類ついてくるので言うことなしです。
ちなみに、端子形状はイヤホンで使われているミニですが、付属の変換プラグを使えばPHONEの大きさにできます。
4 そこそこ有名メーカーであること
AKGは、ヘッドホンとしてはそこそこどころかかなり有名メーカーです。
お手頃な金額のものから、高級ヘッドホンまでラインナップも豊富、観賞用からスタジオモニター仕様のものまで様々あります。
メーカーとしては問題ありません。
◆
購入ポイントにはなかったのですが、このモデルは、アタマから外すと音が自動的にミュートする、という機能を備えています。
実際のところは、ヘッドバンドのところに小さなスイッチがあるだけです。
これが意外と重宝します。
確かに音を鳴らしているときにヘッドホンを外すと、そこから音が漏れてくるので、状況によっては好ましくないこともあります。
ちなみに、あくまでこれはミュートスイッチで、再生が止まるわけではありません。
私にとっては、再生が勝手に止まるよりこのほうがありがたい。
◆
ということで、ただいま絶賛エイジング中ですが、すでに音質にも満足、つけ心地にも満足です。
これでこの価格なら言うことありません。
ちなみに(今日は「ちなみ」が多い・・・)Amazonのリンクを貼っていますが、私はここで買いました。
サウンドハウスと同じ直輸入品を扱っていますが、サウンドハウスよりもさらに1000円くらい安い。
クレカが使えないのはいまいちですが、それでも十分に安いし、サイトも見やすいし、発送も早かったです。
以上、購入初日レポートでした。