最近は、Bluetoothを利用した完全ワイヤレスイヤホンが主流ですね。
私も流行りに乗っかって、これを使っています。
さすがに音が良い。
ただ、音を除外すれば色々と不満もあります。
防水でないし、片耳ずつのモノラル仕様にできません。
さておき、今回の主題はここではないので、このくらいで。
◆
私は職業柄DAWソフトを起ち上げることが多い。
ちゃんとした制作はモニタースピーカーやモニターヘッドホンを使います。
ただ、外出先でさっと確認するくらいのこともあるわけで、その時はインターフェイスもないので、ヘッドホンやイヤホンを使うことになります。
もちろんヘッドホンの方が良いのですが、ヘッドホンって大きいでしょ?
私はできるだけ荷物を増やしくたくない派なので、持ち運ぶには大きすぎる。
ということで、イヤホンを使いたい。
で、Bluetoothイヤホンで、と思うのですが、、、
なんとBluetoothイヤホンはDAWに対応していません。
これが不思議な話なんですが、時々ちゃんとなるし、時々ならないんです。
時々ならない、なんて困ります。
で、残る選択肢は有線のイヤホンになるわけです。
有線イヤホンは、充電切れも心配ないし、比較的安いし、私にとってはいまだ重宝するものなんですよね。
ところが、最近のイヤホンってなぜかケーブルがほとんどY型なんです。
イヤホンのケーブルには、Y型とU型というのがあります。
少なくとも利便性から考えると、U型の方が使いやすい。
首の前あたりにケーブルがないので、邪魔にならない。
そして一番の利点は、片方を外したときです。
U型は首の後ろにかかっているので、左右どちらかをはずしても、イヤホンが落ちてくることはありません。
両方外しても同様です。
Y型は片方を外すと、その重みでもう片方からも落ちる。
両方外したときは言わずもがな。
私が中学生くらいの頃の記憶をたどると、その頃はほとんどU型だったと思います。
「これ考えた人、頭良い!」と思いました。
でも、なぜか今の主流はY型です。
U型が少なくなった理由に、音質を上げる人がいます。
U型の場合、左右のイヤホンまで到達するケーブルの長さが違うので、左右で音質が関わる、ということですね。
本当にそうなんでしょうか。
ヘッドホンってプロ用まで含めて、左右のイヤーパッドまでのケーブル長は違うものばかりです。
ヘッドホンの場合、U型とかY型とかいう言葉自体がありませんが、それはU型しかないからです。
もし音質に悪影響があるのならば、音質に凄まじくこだわらなくてはいけないスタジオ用のヘッドホンはなぜU型なんでしょうか?
このことから、U型とY型に音質の変化はほとんどない、と推測されます。
厳密にはあったとしても、プロですら無視して良い違いしかない、ということです。
これでU型の唯一の欠点が消えました。
ちなみに最初に貼り付けた画像のY型の方には
「左右対称ケーブルで安定した装着感」
とありますが、なぜ左右対称だったら装着感が安定するのかイマイチわかりません。
むしろU型の方が安定すると思います。
なぜU型は減ったのか?
誰か知っている人がいたらぜひ教えて下さい・・・
ちなみに、これまで使っていたイヤホンはこれです。
買ったのは、2015年の7月。なんと6年前!
そして、当時の値段は2460円。
破壊的な安さにも関わらず、音は問題ないし、U型ケーブルだし、5年以上使えました。
この度、イヤホン本体部分が壊れて、その仕事を終えました。
素晴らしい製品でした。
そして、これのあとに先程ポチったのがこれ。
メーカーは有名ですよね。
ケーブルはもちろんU型。
どこまで使えるか。機会があったらレポートします。