私自身は理系です。
以前読んだこの本は、その年読んだ最も面白かった本になりました。
さておき。
私は以前から理系と文系を分けすぎるのは良くないと思っています。
あくまで分け「すぎ」が良くないと思っているだけですよ。
分けるのは構わないと思います。
例えば国語。
小学校の国語で習うのは、物語を読んで作者の気持ちを考えたり、メッセージを考えたり。
しかし同時に、論理的な思考力で読解するという能力も国語の能力です。
そして、論理的な思考力はどちらかと言えば理系分野。
例えば数学。
問題文を読むのには国語力が必要です。
言葉、文章が出てきたときには、そこで常に国語力を問われます。
初等教育レベルならば、なんとなくで済むかもしれません。
しかし、動画内で言っているように、経済学部は文系なのに、データ分析には数学、統計学の知識が不可欠です。
これはなんとなくでは済みません。
このように、理系だろうが文系だろうが、全く不要ということはなく、最低限の教養は必要です。
まあ、私が理系だから思うのかもしれませんが、どちらかと言えば文系の人に理系の知識が少ないのでは、と思ってしまいます。
政治家は法学部出身、つまり文系出身が多い。
でも実際、社会をうまく回そうとすると理系知識は絶対不可欠です。
経済学、統計学なんか、バリバリの理系分野ですからね。
また、この動画に出てくるような天才数学者ほどの知識がある人は、片方に極端に偏っていても良いのかもしれませんが、ほとんどの人は凡人です。
だから、理系の人であっても歴史や文学について教養を深めることは意義のあることだと考えます。
私のブログだって、もうちょっと国語力をあげないと、読みにくいしつまらないし、、失礼・・・