日々じゃーなる

日々の生活でおもったことをなんとなく、でも結構まじめに綴るブログです。 趣味は読書とビリヤード。仕事は音楽関係。

デジタル庁の人に何を求めるのか

ひろゆき氏 デジタル庁採用に応募も不採用「面接2回ぐらい受けた」(スポニチアネックス) - Yahoo!ニュース

 

私の意見を先に述べると、採用したほうが良いのでは、と思います。

 

ひろゆき氏は、今でこそネットを中心としたご意見番的な立ち位置で、自己啓発的な本まで書いている人ですが、ネット関連サービスの構築能力は誰もが認めるところではないでしょうか。

 

エンジニア的な能力もそうですし、発想力もすごい。

有名な2ちゃんねる、サービスの仕組みがすごいのではなく、そこに需要が見込めるという発想ですね。

 

私は、日本のデジタル技術に足りないのはそういったところだと思います。

どういったサービスだと人が使いやすいか。

 

ぶっちゃけてしまえば、そこに考え方とか人間性とかはあまり関係ありません。

 

ひろゆき氏の人間性がだめだ、と言っているわけではありません。

しかし、それを理由にデジタル庁に入るのは不適切だ、というコメントを見ると、それはちょっと違うんじゃないかな、と思うのです。

 

むしろ、歯に衣着せぬ物言いで、上司からの理不尽な要求に従うような器ではないところなんか、「THE 日本の組織」的な悪いところを打破するのに良いのではないでしょうか。

 

職業にはそれぞれ求められる能力が違います。

人とのコミュニケーション能力が最優される職種もあれば、知識、技術が最優先のものもある。

 

ただ、コミュニケーション能力ばかりを高く評価しすぎると、組織としては馴れ合いの関係になるし、風通しが悪くなります。

 

少なくとも、デジタル庁の人にとって最優先が人間性やコミュニケーション能力ではないことは、素人の私でもわかります。

 

繰り返しますが、ひろゆき氏がコミュニケーション能力不足だとか考え方がおかしい、と言っているわけではありません。

ただ、それこそ考え方なんてみんな違って当たり前で、それを世間の標準に合わせなくてはいけない仕事ではないのでは?と思います。

 

再挑戦してもらい、入庁することになったら期待しちゃいますけどね