私は、自他共に認める、新しいもの好き、テクノロジー好きです。
もちろん、新しいものを手に入れる時には多少費用がかかるので、費用対効果を考えて購入するかどうかを判断するわけですが、好きかどうかと言えば好きです。
ただ、好きかどうかはさておき、新しいものが常に良いとは思っていません。
例えば、私のmacOSはいまだにMojave、結構古いです。
OSは無料でアップデートできるし、ハードも対応しているので、やろうと思えばすぐにアップデートできますが、やっていません。
その理由は
- 不具合が出る可能性があるから
- 困ってないから
の2つが考えられます。
実際にはどちらもでしょうけど、順序が大切です。
必ず1→2の順です。
また、不具合が出てもすぐに戻せるのならアップデートします。
macの場合、一つ前のOSに戻すというのはできなくて、一度工場出荷状態のOSまでもどして、目的のOSまでアップデートする、という手順を踏まないといけないので、恐ろしく面倒です。
これらの理由があって、結果古いOSを選択していることになっていますね。
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自分のなかで明確な理由があれば別ですが、基本は新しいものがでたら、とりあえず試してみる方が良いと思っています。
時代が前に進んでいるのだから、自分が停滞していたら、それは相対的に後進していることになります。
そして、新しいものをとりいれない人の理由にもっともあがってくるのは、上にも書いた「困ってない」です。
困ってないのは、当事者だけです。
その人の周りは、困り果てています。
例えばスマホ。
2021年には90%を超えている普及率です。
そんな中で、スマホを持っていない人がいたら、すごく困るでしょう?
何を聞いても、家に帰らないとわからない、メールやLINEもその場でできない。
悪いことではありませんが、困ります。
9割の人に通じることが、ある人に対しては通じない。
周りの人が面倒さを覚えるのは至極当然です。
繰り返しますが、スマホにしない明確な理由があれば別です。
機械に疎く、またサポートしてくれるような人も近くにいない。
そんな人がしかたなくガラケーを使い続けるのはあるでしょう。
でも、やっぱり困ってないはNG。
ひとりよがりです。
スマホに限りません。
なにかに興味を持ったときに、やらない理由が「困ってないから」だけになったら、私はとりあえずやってみるようにしています。
まあ、そんなの自由なんですけどね