日々じゃーなる

日々の生活でおもったことをなんとなく、でも結構まじめに綴るブログです。 趣味は読書とビリヤード。仕事は音楽関係。

驚かせトークを失敗に導くのは避けたいですね

私は、お笑いが好きです。

笑うのは誰しも好きだと思いますが、笑いの中でも特に付きなのは、トークです。

 

すべらない話やバラエティーのフリートーク。

内容自体が面白いのもありますが、トーク力が高いプロの芸人さんは、おそらく一般の人が話してもさほど面白くない話を、選ぶワードや順序、間などを駆使して笑える話に昇華させます。

冗談抜きに、芸術の一つとも言って良いほどです。

 

考えてみれば、音楽と同じで、何が人を笑わせるか、というのに法則はありません。

でも、大きな目でみれば、一般的傾向があると思います。

ランキング1位と3位の曲は、人によって好みが分かれるところでしょうけど、ランキング1位と100位の曲だと、好みの問題ではないべつの要素があると考えられる、というのと同じですね。

 

 

音楽とお笑い、特にトーク力の違いは、日常生活で使う頻度です。

 

正直、音楽の能力はカラオケに行った時くらしか使いません。

聞くだけなら能力は不要です。

 

一方、トーク力は日々のコミュニケーションで使います。

使わない日はない、といっても良いくらいですね。

(笑い以外のトーク力もありますけど)

 

例えばこんな日常的な会話

 

A:「こないだスーパー行ったら、普通の量のポテチなのにめちゃくちゃ高いのがあってさ、いくらだったと思う?」

B:「えー、1万円くらい?」

A:「・・・800円」

B:「へー、高いねー」

 

こういう状況って経験ないですか?

驚かせようと思って失敗。

 

Bさんにトーク力があれば、最初のAさんの話で「値段の高さの驚きを伝えたいのだな、じゃああんまり高い金額を言わない方は良いか」と瞬時に考えるわけです。

 

ところが、Bさんにとってこれは驚きでもトークでもなく、単なるクイズになってるんですよね。

 

これ、Bさんような人が同じような話をするとしたら、クイズ形式にしないんだと思います。

 

B':「こないだスーパー行ったら、普通の量のポテチなのに800円もするやつがあった」

 

これで終わりです。

 

これも好みの問題といえばそれまでですけど、私は会話に驚きがある方が楽しいですかね。

 

まあ、トーク力は結構大切なんじゃないか、という話です。