こういうタイトルにいちいち反応してしまうところが、私もまだまだ未熟なところなんでしょうね・・・
落ち着いた大人になりたい・・・
でも、大人になりきれないから意見を書きますね。
記事冒頭にも書いていますが・・・
真の音楽好きってなんですか?
私は、「真の〜」とか「本格的な〜」「ホンモノの〜」といった表現をする人をいつも懐疑的な目で見ています。
誰がどういった基準でそれを判断しているのか。
そこに普遍性はあるのか。
そもそもそんなものを決める必要があるのか。
音楽好きの中には、歌詞を重要視する人からまったく聞かない人まで様々です。
いろんな音楽の聞き方がある。
それで良いじゃないですか。
それとも、歌詞を重要視している人は重要視していない人よりも音楽への愛が常に劣るんですか?
私自身だって、曲によって歌詞を重要視するものとそうでないものがあります。
以前も紹介しましたが、スガシカオさんの歌詞は、本当に素晴らしいと思います。
一方、私の中で常にナンバーワンアーティストであるサザンオールスターズのデビュー曲、勝手にシンドバッド。
この曲って・・・
- タイトルの意味わからない
- 歌詞の中にタイトル出てこない
- サビ:「今何時?そうね、だいたいね」
という、あんまり意味がなさそうなものになってますが、この曲ももちろん好きです。
私個人ですら、曲によって歌詞を重要視するもの、しないものがあるのです。
世界中に音楽が好きな人が山ほどいるのに、
「真の音楽好きはこう」
みたいなことって決められるわけがないでしょう?
◆
歌詞に限らず、音楽の世界って本当に「真の〜」とかいう人多いんですよね。
上手、下手はある程度決められます。
例えば歌がうまいといったら声量、音程、リズムなどが適切かどうか、というはかり方があります。
しかし、それが良いかどうかは人によります。
そして、真のボーカリストかどうかなんてもうさっぱりわかりません。
真の〜、本格的な〜なんて言わずに、
私が大好きな〜
で良いじゃないですか。