Apple Watchを使い始めて2日、もうすでに便利さをかみしめています。
何が便利なのかは、いろんなサイトに山ほど説明してあるので、そちらに譲ります。
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最近の便利デバイスって、以前の便利グッズと違う、という気がしています。
以前の便利グッズって、不便を解消するものが多かった。
かさばって邪魔なものをスッキリと収納できるグッズや、小銭不要な電子決済など。
必要は発明の母というやつで、不便を解消するのにさほどコストがかからなかったら、普及するのは当たり前です。
要は、それを作る技術力があるかどうか。
でも、今回買ったApple Watchや、毎日お世話になっているアレクサなどは、そもそもから不便だと思うことを解消したのではないと思うのです。
使い始めたら、これまでと比較して便利になったと感じる、という順番。
Apple Watchは、iPhoneにくる通知を同期してくれます。
でも、iPhoneは常に持ち歩いているので、iPhoneを見ればよいだけで、それを不便とおもったことはほとんどありません。
でも、実際にApple Watchを使うと、手元に通知が届くのはとても便利に感じます。
アレクサもそうです。
以前カーテンの開け締めが不便だと思ったことはありません。
でも、アレクサとSwitchbotカーテンを使い始めると、便利に感じます。
ともに、不便と解消したのではなく、便利さを発見した、掘り出したという方に近い。
これは、不便を解消するのに必要な技術力だけでは足りなくて、発想力、アイデア力が必要です。
繰り返しますが、現時点では不便に思っていないのですから、思いつきにくい。
私にはそんな発想力はとてもありませんが、一人のユーザーとして、今後はどんなデバイスやサービスで便利さを感じさせてくれるのか、楽しみで仕方ありません。
今不便に思っていることを解消するのに比べ、こんなデバイスでこんなことができるようになる、というのは、ほぼ無限の可能性があります。
無限の可能性があるから、逆に発想する方は至難、サービスを受ける側はワクワクするのです。
しいて言えば、そんなワクワク感のあるデバイスやサービスが日本から出てきてくれたら嬉しいと思いますが、しゃべる洗濯機から突然広告が流されるようでは、程遠い気もしますね・・・