Clipy - Clipboard extension app for macOS
小学生に覚えさせるのは、漢字の書き順よりもコピペ。
そう思っている私です。
コピペは、入力を”早く””正確に”するという意味で、必須のスキルです。
普段入力ミスが多いと感じている人は、正確に入力する練習をするのではなく、コピペの活用をおすすめします。
コピペは、win mac問わずショートカットを使うのが一般的です。
どんなアプリケーションでも同じショートカットを使えるようにしてあるからです。
さて、コピペは、コピーとペーストの複合語ですが、コピーしたデータは、一時的にパソコン内に保存されます。
この保存場所を「クリップボード」と言います。
クリップボードは、"見えない"、"保存は一つだけ"という性質があります。
これを見えるようにしたり、保存数を増やしてくれたりするのが、クリップボードアプリです。
macで使える代表的なクリップボードアプリが、冒頭で紹介したClipyというわけです。
使い方は至って簡単。
インストール後、コピーまでは同じ動作(ショートカット)です。
インストール前と違うのは、ペーストする前に何度コピー動作をしても、全部クリップボードに残してくれるということです。
そしてペーストです。
同じ動作(ショートカット)を使ったら、直前にコピーしたデータがペーストされますが、それより前にコピーしたデータを呼び出したかったら、Clipy用のショートカットを入力します。
Clipy用のショートカットはカスタマイズ可能です。
私はmacユーザーで、左下のcommandキーを多用するので、command+escにしています。
(escは、キーボードの一番左上なので、押し間違いが少ない、というのも理由です)
このショートカットを押すと、クリップボードに保存されているデータが見られるので、そこからペーストしたいものを選択したら、入力完了です。
スニペットという機能も便利です。
これは、よく使う定型文やテキストを呼び出せる機能だと思えば大丈夫です。
例えば
- 氏名(うまく変換してくれない氏名ってありますよね)
- メールアドレス
- 住所
- メール本文の定型文
- その他よく使う定型文
といったところです。
住所なんかは、サイトによっては番地を全角で入力しないとエラーがでることもあるので、全角の番地を登録しておくと良いですね。
スニペットは、インポート、エクスポート機能があるので、複数のパソコンを使っていても登録し直す必要はありません。
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パソコンをスムーズに使うために絶対に必要なスキルは、Finder(winならエクスプローラー)操作です。
この操作を快適にしてくれるClipy、せっかく無料なのでぜひお試しください。