私がガンガン使うけど、あまり使っているのを見たことがないStudio One(以下:S1)のTipsを2つ。
リージョンを動かさずに、オーディオを動かす
オーディオを移動したい場合、通常ならばリージョンごと動かします。
でもこれだとリージョンの前後がグリッドからずれるので、このリージョンの複製をして別の箇所で使いたいときなど、面倒になります。
そういう場合は、移動したあとにリージョンの前後をグリッドにあっているところで切ってそろえる、という方法もありますが、、、
実は、このようにリージョンの中身だけを動かすこともできます。
こうすれば、リージョンの前後位置は変わりません。
やりかたは簡単で、矢印ツール選択状態で、⌘と⌥を押しながらドラッグです。
ちなみに、ベンドツールを使うという方法もあるにはありますが、オーディオそのものをベンドしたくない、という場面も結構あります。
(ベンドすると、多少なりとも音質は変わりますからね)
複数のソングページやショーページを開いて、切り替えるショートカット
S1では、同時に複数のSongページやショーページを開くことができます。
その切替は、
ここで行なえますが、これをショートカットで行う場合は
control+tab
で切り替えられます。
ちなみに、S1におけるソングやショーページの複数構造を「パースペクティブ」と呼ぶそうで、
ショートカットキーで検索すると、出てきます。
もちろん、カスタマイズも可能です。
私の場合は、同期演奏用に作ったショーページと、同期演奏曲目にあるソングページを同時に起ち上げ、ソングページ上で編集が終わったらバウンス、ショーページに切り替えてバウンスファイルをドラッグして上書き、といった作業をしています。
その都度起動し直すよりも随分早いですよ。