Studio Oneには、マクロという機能があります。
これは、いくつかの作業をパッケージ化して、ワンクリック、またはショートカット一発でできるようになる、という効率化機能です。
この機能が何に使えるか考えたときに、思いついたのがループ機能でした。
S1で「ループ有効」のデフォルトショートカットはテンキーの「/(スラッシュ)」ですが、ノートパソコンにはテンキーがないものも多いので、トランスポートパネルを押すしかありません。
これだけなら、ショートカットキーをカスタマイズすればよいだけの話ですが、ループを押すタイミングでセットにしたほうが良い作業は、
- 選択イベントをループに設定
- 選択部分にズーム
- ループスタートから再生
ではないでしょうか?
例えば録音したあとは、その結果を繰り返し聞くでしょうし、目でも確認するでしょうからズームするし、間違ったところは修正します。
つまり、
- 録音(打込みまたは生録)
- イベントを選択してループに設定(ショートカット:P)
- ループ有効(ショートカット:/)
- ループ開始のところにカーソルを移動
- 再生開始(スペース)
といった作業になるのです。
これが、マクロを使えば
- 録音(打込み)
- マクロ
これで終わります。
さて、そのマクロは、「Loop_ Zoom & Play」と言います。
S1のマクロは、クラウドからDLしてインストールできます。
S1の右の方の画面で、数字の順場にたどっていきます。
※途中サインインを求められたら、プレソナスアカウントでサインインしてください
最後の⑤は検索なので、ここで
「Loop Zoom」
を検索します。
すると
これがヒットします。
※「アップデート」と書いてあるところは、インストール前だと「インストール」になっています
インストールボタンを押したら、DLとインストールが終わります。
(色々ポップアップされる画面は閉じちゃって大丈夫です)
これでマクロは使えるようになりましたが、これにショートカットキーを充てましょう。
ツールメニューからショートカットを選択して
①:loopで検索
②:Loop Zoom & Playを選択
③:好きなショートカットキーを割り当てる(私はshift+L)
④:アサインをクリック
※もともとアサインされていたショートカットを上書きしますか、みたいた警告が出たら、OKを押してショートカットキーを上書きします
⑤:OKをおす
これで、打込みや録音をしたあとにshift+Lを押すだけで、今打ち込んだところをループ範囲にし、ズームして、再生開始してくれます。
ぜひ活用してみてください