先日ある飲食店での話。
娘がオレンジジュースが飲みたいと言った。
普段ジュースはあまり飲ませることはないが、その日は祝いの席ということもあり、店員を呼んでオレンジジュースを注文すると、
「申し訳ございません、オレンジジュースではなくみかんジュースでしたらご用意できますがいかがでしょうか?」
と言われたので、じゃあそれで、となった。
ん?オレンジジュースとみかんジュース、、
何か違うのか、、、
オレンジはもちろん英語。その訳はみかんではないのか。
と思い、改めて調べると、
オレンジ 《ダイダイ・ミカンなどの柑橘(かんきつ)類の果実
とある。
なるほど、要はみかんも含む柑橘類全般のことを指すらしい。
ちなみに、みかんを英訳すると「mandarin orange」というらしい。
知らなかった。
しかし、最初に戻って、店員が言った言葉を考えてみる。
「オレンジジュースはなくてみかんジュースはある。」
これは、少々変な言葉だ。
辞書によると、オレンジはみかんも含む言葉なので、みかんジュースもオレンジジュースに含まれる。
さらにさらに。
そもそもオレンジジュースというのは辞書によると広義なので、一般的に言うところのオレンジジュースというのは何を指しているのかわからない。
もしかして、日本で言うオレンジジュースというのはコレ、みたいな常識が飲食の世界にはあり、それがみかんではないから先ほどの店員のような発言になったのだろうか。
真偽のほどはわからないが、実際にその時に注文したみかんジュースを少しだけ味見したら、確かに自分の知っているオレンジジュースとは違う味わいだった。
しかも、確かにオレンジというよりみかんと言った方がしっくりくる味だ。
しかし、舌が肥えているわけでもないし、普段からいろいろな種類のオレンジジュースを飲んでいるわけでもないので、その味がオレンジジュースバリエーションの範疇なのかどうかは定かではない。
何と言っても、柑橘類の種類をあまり自分が理解していない。
これらの違いを明確に言えるかどうか全く自信がない。
そして、これらをウィキペディアで調べてみるとなんと、ほとんどがみかん科だった。
つまり、みかんという言葉も、それが「科」としてならば広義だ。
みかん科みかん、みかん科ポンカン、のように。
これはもう混乱してさっぱりわからない。
要するに、オレンジジュースは美味しい、、、