ソフトを扱うのは得意な方です。
大体のソフトは、数時間以内に使えるようになります。
もちろん、ものによりますが、、
類は友を呼ぶのか、私の周りにはソフトの扱いが得意な人が多いようです。
しかし、得意になる過程、つまりどうやって機能を習得していくかということに関しては、いくつかバリエーションがあるようですね。
とにかくすべて触る
最近知り合った若い子は、大体このタイプです。
とにかく画面上にあるボタンというボタンをすべて押してみる。
長押しや2回押し、キーボードの修飾キーと同時押しなど、とにかく何でも押してその挙動を見るというものです。
早さだけで言えば、これが最も早いと思います。
一方、この方法にはデメリットもあります。
押したことによる挙動が確認できないことは放置されっぱなしになること。
また、アンドゥが効かない場合はファクトリーリセットをしないといけない状況に追い込まれることです。
もっとも、このタイプの子に若い子が多いのは、アンドゥができないソフトが減ったことや、ファクトリーリセットをしないといけないような場合は警告を出すという親切なソフトが多くなったから、という理由でしょうから、デメリットとしては減ってきているのかもしれませんね。
とにかくググりまくる
これも現代っぽい方法ですね。ネットがない時代は、使い方は分厚い説明書を読むことによってのみ知ることができましたが、今では複雑なソフトであればあるほど、その使い方をわかりやすく説明しているサイト、動画があふれています。
そもそも、メーカー自体がマニュアルを付属せず、PDFや動画で使い方を学んでくれ、というスタンスをとっていることも多いようですね。
メーカーが作ったものは、使い方としてはスタンダードな使い方でしょうが、一方ユーザーが作ったものは、サイト・動画問わず、メーカーが提唱している使い方を凌ぐような使い方になっているものも多々あります。
これが大衆の力というものでしょうね。
それを受けて、逆にメーカー側が「こんな使い方もできるんだ!」と知ることすらあるそうです。
設定から入る
上記2つに比べると地味ですね(画像すら小さい・・・)。
でも私の基本はこれです。環境設定やオプションから入ります。
ここに入ると、そのソフトでどんなことができるのかが大体わかります。
個人的な好みを言えば、こういう理由により、設定が一つにまとまってくれているソフトはとても使い勝手が良いように思います。
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私が普段もっとも使うソフトは、DAWソフトです。
昨今のDAWは、その機能があまりにも多すぎて、ソフト開発側は機能の多さと初心者でもわかりやすい、ということをいかに共存させるかを悩んでいるところです。
もちろん制約も多くあるはずなので、悩みは尽きないでしょう。
全体的な印象では、伝統あるソフトは、業務に向いている分、前知識が必要で、新しいソフトはその逆、つまり機能や使い方は洗練されているけれど、バグがつぶしきれていない、といったところでしょうか。
ソフトの使いこなしに関しても、開発に関しても、ネット全盛のこの時代ならば飛躍的に向上するでしょう。