私の音楽の原点は、桑田佳祐さんです。
ソロの方も、サザンオールスターズの方も大好きで、桑田佳祐さんの音楽がなかったら、もしかして音楽自体を今続けていないかもしれない、と思うほどです。
最初に桑田さんの曲を聞いたのは、車の中、確かカセットテープだったと思います。
曲はこれです。
サザンではなく、ソロの方を先に聞いたので、ソロ活動の方がメインだと思っていました。
最初に聞いた時から本当にかっこよかった。そして今聞いてもやっぱりかっこいいと思います。
なぜこの曲のカセットテープを持っていたかというと、父親が桑田さんのファンだったからです。
性格やら考え方やら、何かと父親と私は違うなと感じていますが、音楽の趣味はしっかり受け継いだのかもしれません。
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30年以上の長い月日が流れ、私は今2児の父です。プライベートのバンドでサザンや桑田さんの曲をカバーすることも多いので、家で結構練習するし、車の中でもならします。
あの頃はカセットテープ、そして今はiPhoneから、ということに時代の移ろいを感じます。
最近カバーを頼まれた曲がこれです。
これまた良い曲です。
この曲、最後の最後で、タイトルである「明日晴れるかな」という歌詞が出てきます。
実際はどうなのか知りませんが、それが子供達の合唱のように聞こえます。
ここに反応したのが車に同乗していた子供でした。
明日晴れるかな、という未就学児でもわかる文章、そしてキャッチーでシンプルなメロディーが子供の心を捉えたようで、この曲が大好きになったようです。
車に乗るたびに、明日晴れるかなをかけて、とせがみます。
しかも、最後の部分だけ、、、ではなく最初から全部かけて、と言うのです。
曲の最初から聞いて、最後の部分は自分も一緒に歌う、という流れが気に入っているのでしょうか。
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ということで、私の父親、私、そして私の子供と3世代に渡って、どうやら桑田さんのファンになったようです。
まさに世代を超えて愛されるアーティストなんですね。
音楽のような若い世代が次々と出てくる業界で、今もその存在が若々しく感じるのは私だけではないと思います。
いつまでも至高のPOPSを世に出していってほしい、そう切に願います。