日々じゃーなる

日々の生活でおもったことをなんとなく、でも結構まじめに綴るブログです。 趣味は読書とビリヤード。仕事は音楽関係。

目標達成のための課題はどうやって設定すべきか

なにかしらの目標に向かって課題を設定し、日々鍛錬を続けるという行為は素晴らしいと思います。 その目標を他人が決めたのならば、なにかしらの強要になってしまうのかもしれませんが、自分で立てた目標ならば文句なしです。 しかし、意志が弱くて・・・と言って途中で断念という結果に終わることもあるでしょう。 そして、中にはこれまでに自分で決めた目標をほとんど達成したことがない人もいるのかもしれません。 そんなときは自己嫌悪に陥ってしまいますよね。

私の周りにもそういう人が結構いますが、そういう時に自分から微力ながらアドバイスして、結果目標達成にこぎつけた人もいるので、それを紹介してみようと思います。

まず、上記した意志の弱さ、ですが、よくよく考えてみたら意志の強さって漠然としています。 明確に数字で表されるものでもないので、結局それを判断する材料は「結果」です。 つまり、目標を達成して挑んでも挫折してしまうから意志が弱い、と。

言葉遊びみたいですが、

  • 意志が弱いから目標を達成できない
  • 目標を達成できないから、意志が弱い

この2つは似ているようで全然違います。そして上に書いたのは2つ目の方です。 意志の弱さは「結果」であって、「原因」ではありません。 ◆

そうはいっても、結局目標達成できない、ということになっちゃいますから、次に進みます。 ほとんどの挫折の要因は、無意識に自分で決めた期間で達成できなかったことによると思います。 具体例をあげます。 例えば減量のため、ある体重を目標にしたとします。 このときに、人は無意識に期間を定めます。 まさか20年以内に、という人はいません。せいぜい3ヶ月とかでしょう。

で、ここが重要ですが、挫折したという人の中で、本当に3ヶ月後の体重が目標体重になってなかったという人は少ないのです。 では何をもってして挫折とするかというと、目標達成のための課題をサボってしまったとか、約束を破ってしまったということが挫折になることが多い。炭水化物を抜くとか、毎日走るとかの課題を継続できなかった、といった感じですね。

本題ですが、大切なのは目標を達成することであって、その課題をクリアすることではありません。 だから、その課題をクリアできなかったら、迷うことなく課題のレベルを下げればよいのです。 上の例を借りれば、炭水化物を完全に抜くという課題から、夜だけ抜く、毎日走るから、週に3日走る、というようにします。

さて、話が右往左往しますが、これと意志の強さの関係を考えてみます。 実際のところ、意志の強さには個人差があると思います。みんないっしょのはずがありません。 しかし、意志の強さが大切なのではなく、目標を達成することが大切なんです。 ということは、自分の意志の強さ(弱さ)に見合った課題に調節すれば良いだけなんです。

つまり、課題設定を、自分が継続できるギリギリの内容量に調整するのです。挫折と捉えていたそれは挫折ではなく、課題設定の微調整です。 「この内容(量)なら続けられそう」という内容までどーんと落としてやれば良い。 この方法だと、いくら内容は少なくなっても、継続だけは保証されます。 そして、目標達成のための最も重要な要素は継続です。

上に「無意識に期間を定める」と書きましたが、無意識だけあって、実はその期間は大切ではありません。 3ヶ月で達成したかった体重になるのに、結果的に半年かかったとして、そんなに問題ないでしょう?

私はいつもこの方法で小さな目標を達成していってます。 ぜひやってみてください。