日々じゃーなる

日々の生活でおもったことをなんとなく、でも結構まじめに綴るブログです。 趣味は読書とビリヤード。仕事は音楽関係。

フットスタンプ〜良いとは限らない

ずいぶん昔に同じ内容の記事を書いたのですが、改めて。

 

フットスタンプとは、演奏中に足でリズムをとることです。

初心者の頃は、フットスタンプをしながら練習すると、リズムトレーニングになります。

 

しかし、これは中級者以上になるとそうとも限りません。

理由のひとつは、足でとっているリズムが正しいとは限らないからです。

 

ライブなど、クリックなしで人間が演奏する場合、若干のテンポの揺れは避けられません。

その時に、リズムの軸をどの楽器にするのか。

基本的にはリズム隊と呼ばれるドラムやベースです。

自分の足よりも、ドラムやベースに合わせるほうが、アンサンブルとしては正しい。

 

他の理由としては、集中力の問題もあります。

足を踏みながら演奏する場合、多少なりとも足の方に集中力が奪われます。

足を通じてリズムに集中すればよいのですが、それなら足ではなく、直接リズムに集中すれば良いのです。

 

ちなみに、ライブでの演奏中は、足に限らず体全体を揺らすことがあります。

これは、パフォーマンスの要素を重視しているためです。

フロントメンバーではないといっても、不動で演奏するのは違和感ありますよね。

 

それに、リスナーとして音楽を聞くときだって多少は体が揺れるはずです。

 

だから、もう少し突っ込んで言えば、足や体「で」リズムをとるのではなく、頭で考えて取っているリズムによって足や体が揺れている、という状態ということです。

 

足でリズムを取ることを最重要だと考えている人は、ぜひ検討してみてください。

エフェクターボードの紹介

 

一通りエフェクターボードが完成しております。

順に説明します。

 

チューナー/バッファー

 

 

KORGのPitchblack X miniです。

以前はtc electronicのPOLY TUNE3を使っていましたが、ボードの大きさ的に厳しくなったので、ミニサイズのものに変更。

tcにもミニサイズはありますが、キャリブレーション機能がないのがちょっと困る。

加えて、KORGの新しいバッファー、ULTRA BUFFERも気になっていたので、こっちにしました。

 

コンプレッサー

 

 

バンド内でアコギを弾き、ソロも担当することになったタイミングで購入。

 

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あまりにも気に入って、かけっぱなしです。

シンプルに音が太くなります。

パラメーターは色々ありますが、どんな設定にしてもそんなに違和感はでません。

 

クリーンブースター

 

 

もう10年くらい使っていると思います。

キレイに音量をあげるだけ。ひずみません。

ストロークとフィンガーの音量差補正や、ソロのときに踏みます。

つまみが一つだけなので、セッティングで困ることはまずありません。

 

マルチストンプ

 

 

EQ、ごくたまに使うひずみ、空間系エフェクト、その他色々はいっていてこのサイズなので、重宝します。

気になるエフェクターの効果をこれで一度試してみて、良かったら別で購入、という順序もありです。

ちなみに私は、アコギにチューブスクリーマーをかけたらどんな感じになるのかをこれで試してみて、結構面白かったので、別で単体購入しました。

 

 

パワーサプライ

 

 

エフェクターボードがすのこ型で、下に隠せるサイズかつ端子数を考えてこれを購入。

ケーブルが抜けやすいというレビューが多々あります。

実際に抜けやすいです。

私は輪ゴムで固定しています。

それ以外は不満はありません。

 

エフェクターボード

 

 

エフェクターボード自体にあまりこだわりはありません。

すのこ型で頑丈なら良いかと。

専用ケースも付いていて、使いやすいですね。

 

パッチケーブル

 

 

ケーブルは、あまり安すぎないケーブルならなんでも良いかな、程度です。

これを選んだのは、フラットケーブルなので省スペースだということですかね。

 

 

アコギも、エレキほどではありませんがエフェクターボードはあったほうが良いと思う派です。

 

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ではでは!

ハーモナイザーは、どこにつなぐのが良いか

私の組んでいるバンドでは、ライブのときこのハーモナイザーを使ってハモリを入れています。

本来は、生のコーラスの方が良いと思いますが、うちのボーカルは結構歌詞を変える(間違える?)ので、生コーラスは危険。

 

使い始めて、少なくとも5年以上は経っていますが、これの効果は抜群です。

やっぱりサビになってハモリのコーラスをいれると、音圧が上がって聞きやすい。

 

簡単にこれの仕組みを説明します。

 

メインボーカルが使うマイクは、一般的にマイクケーブルを通してそのままPAに送られますが、その間にこれを挿入します。

すると、ハモリが追加された音がPAに送られる、というわけです。

 

ハモリはどうやって生成するのか。

あらかじめKEYを設定して、主旋律の3度、5度、オクターブなどを選ぶという方法もありますが、それだとダイアトニックコード以外のコードがなっているときに、コードとメロディーがぶつかる可能性があります。

 

そこで、これにギターからの信号も入力するのです。

ギターがならしているコードをこれが解析して、ぶつからないハモリを生成し、PAに送ってくれる、というわけです。

 

つまり、このハーモナイザーには、ボーカルマイクとは別に、ギターも入力しないといけません。

 

シンプルなつなぎ方は、

  • マイク→VE-2→PA
  • ギター→VE-2→エフェクター類→DI→PA

ですね。

 

しかし、これだとギターの音的にあまりよろしくない。

なぜなら、ギターの信号が最初に入るのがVE-2だからです。

 

ギターの信号は、ギターに近いところに最も大きな影響を受けます。

私の場合、エフェクター類の先頭に、バッファー兼チューナーをおいているので、これを先頭にしたい。

 

考えてみればVE-2のハモリ生成は、ギター信号の入力だけがあれば良いわけです。

ギターの信号が分岐できるところを探すと、、、

ありました。

 

DIです。

 

大抵のDIの出力は、DIアウト(=バランスアウト)とは別にアンバランスアウトがついています。

こことVE-2のギターインプットをつなげば良いのです。

(VE-2のギターアウトプットには何もつなぎません)

 

つまり、

  • マイク→VE-2→PA
  • ギター→エフェクター類→DI→PA(バランスアウト)/VE-2(アンバランスアウト)

とつなぎます。

 

これで、ギターの音質に影響なしになりました。

 

ちなみに、DIを使わない場合は、ステレオ出力のあるエフェクターの片方を使うと良いでしょう。

ZOOMのMS-50G+なんか、そうですね。 

 

 

エフェクターをステレオ仕様で使いたい場合は、お手上げですけどね。

同期演奏に必要なもの〜備忘録

私がメインで組んでいるバンドは、3人のアコースティックバンド。

構成はVo、AG、Cajon。

 

ワンマンライブとなると、この3人の演奏だけでは物足りなさが否めない。

ということで、同期演奏を取り入れています。

 

備忘録的に、同期演奏時に必要な機材をまとめておきます。

 

MacBook Air

 

何はなくともまずはこれです。

持ち運びやステージでの専有スペース、それからスペックのバランスを考えると、M1MacBook Air(13インチ)くらいがちょうどよいかな、と思います。

 

Studio One

 

同期音源を再生するDAWソフトです。

同期演奏時に最適な「ショーページ」というものがあります。

他DAWソフトにはない優れた機能、インターフェイスです。

 

ZOOM オーディオインターフェイス U-24

 

インターフェイスです。

これに関しては、過去に記事を書いています。

 

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LEKATO インイヤーモニター ワイヤレスシステム

 

演奏者がモニターする無線イヤホンです。

ちなみに、音楽鑑賞用のBluetoothイヤホンは、レイテンシ(遅れ)の関係で同期演奏では使えません。

 

この製品に関しても、過去記事があります。

 

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片耳イヤホン

 

同期演奏の時にイヤホンから聞きたいのはクリックです。

クリック以外は、外の音も聞きたいので、片耳が良い。

そして、ケーブルはワイヤレスモニターを使うので、長くても1mくらいで十分。

音質も別に悪くかまいません。

ということで、100円ショップにあるこれを使っています。

※リモコンマイクは不要です、ついてないものも売っていました

 

片耳ステレオイヤホン(リモコンマイク付、カラー) - ダイソーネットストア【公式】

 

イヤホン用イヤーフック

 

モニターの音質はどうでも良いのですが、外れるのだけはNG。

カナル型であっても、なにかに引っかかったら外れないとも限りません。

そこで、またまた100円ショップのこういった商品を使って、耳に引っ掛けています。

 

イヤホン用イヤーフック 339285

 

これで、耳から取れる心配はほとんどありません。

 

 

機材としてはこれくらいで十分です。

あとはDAW上でオケのトラックとクリックのトラックを作り、それぞれの出力先をDAW1-2とDAW3-4に分けます。

 

PAに送るのはMAIN OUT。

ワイヤレスモニターの送信機をインターフェイスのヘッドホン端子につなげて、受信機とペアリングします。

 

オケとクリック(=DAW1-2とDAW3-4)のバランスは、インターフェイスのつまみで調整できます。

クリックのみなら、DAW3-4に全振りすればOKです。

 

 

同期演奏は、一度セッティングすればさほど難しくないです。

ライブの幅は圧倒的に広くなります。

ぜひ挑戦してみてください。

ギターワイヤレス、比較表を作ってみました

 

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このワイヤレス、返品しました

理由は、音量が減衰するところで音が突然途切れるからです。

これでは使えない。

 

で、そもそもこの現象ってなんなのかよくわかっていませんでした。

初期不良なのかとも思いましたが、おそらくダイナミックレンジに関係しています

 

ダイナミックレンジについては、みんな大好きサウンドハウスのサイトでわかりやすく説明されています。

 

ダイナミックレンジ

 

 

つまり、少なくとも私にとってはダイナミックレンジも、ワイヤレスを選ぶ際には重要な要素の一つ。

 

他の要素を挙げれば

  • レイテンシ
  • 連続使用時間
  • 値段

といったところです。

 

激安中華音響機器メーカーであるLEKATOからは、かなりの数のワイヤレスが発売されています。

 

また、LEKATO以外にもBOSS、NUX、Ibanezなどあります。

 

これらの機種の比較表を作って見ました。

※受信機、送信機ともにコンパクトなやつに限ります

 

 

空欄のところは、情報を見つけられませんでした。

前回購入のWS-70も、レンジはわかりませんが、値段からしてみて多分狭いのでは、と思います。

 

音に関わる部分なので、値段の優先度を低くした場合、BOSSのスペックは素晴らしい。

ただ、唯一BOSSだけ、ストレート形状なのです。

前回も書きましたが、これがワタシ的にはダサい・・・

 

気になるのは、NUX、Behringer、Ibanezです。

特に気になるのはIbanezで、なんといっても日本メーカー。

ケーブルトーンシュミレーターの切り替えもできます。

ただ、連続使用時間が少し短いのと、レンジがわからないところが難点。

 

ということで、比較表とにらめっこして決めた商品がこちらです。

 

 

現在使っているU2よりも広いレンジ、長い連続使用時間、短いレイテンシで、U2よりだいぶ安い。

 

すでに購入ずみで、明日届く予定です。

 

またレポートを書きます

LEKATO WS-70を買いました

私が使っているワイヤレスは、こちらです。

 

 

特に問題なく使っていたのですが、、、

 

時々サポートさせてもらっている、とあるシンガーソングライターの方におすすめしたら、すぐに購入。

その後一緒にリハに入ったら、、、

 

干渉しちゃいました。

 

説明では4台まで同時に使えるとのこと。

チャンネルを変えていろいろ試しましたがだめ。

 

困ったと思い、まず考えたのはBOSSのWL-20L。

 

 
良さそうだし、安心のBOSSですが・・・
XVIVEのように、ジャックに角度がつけられないので、ギターからどうしても出っ張るのです。

ちょっとダサイ・・・

見た目が好きじゃないし、どこかにぶつけると大変なことになりそうです。

 

ということで、返品覚悟で中華製格安品を。

その中でも有名なのはLEKATO。

 

Amazon.co.jp: 1: ギター ワイヤレス システム

 

ただ、色々ある割に、各々の違いがいまいちわからないものも多い。

 

ということで、見た目がスッキリしているこれを選びました。

 

 

割引で4000円弱。

やすい。

 

明日届くので、改めてレポートします。

コンプレッサーを買いました

私のメイン楽器はアコギです。

おもにバッキングで、単音のソロもほとんどないので、足元(エフェクター)は、指弾きとストロークの音量差対策としてのクリーンブースターと、空間系くらい、、、でした。

 

このたび、バンドのなかでアコギを弾くことになりました。

自身のアコースティックバンドと違い、ドラムもベースもキーボードも管楽器もある中でアコギを弾くので、完全に埋もれます。

 

ただ、バンドでなっているアコギの音って、高域が少しなっているくらいのバランスが多いので、多少埋もれていても構いません。

 

しかし、単音のソロも弾くこととなり(汗)、これがクリーンブースターだけでは不十分でした。

 

対策としては

  1. EQ
  2. コンプレッサー
  3. D.I

といったところでしょうか。

 

この中で、一番手っ取り早い対策は、コンプかな、と思います。

(勘です・・・org)

 

コンプには、定番のダイコンや、ビンテージのロスコンなどありますが、私はどちらかと言えばビンテージより最新の技術を優先します。

 

ということで購入したのがこちら

 

 
定番のコンプの一つとして数えられるBOSS、CS3の後継。
BOSSのデジタルエフェクターXシリーズの一つです。
 
BOSSのエフェクターは、何が良いって、いつでもどこでも手に入ることです。
機材トラブルがあっても、すぐに替えが用意できる。
これはライブをする人にとって重要なことです。
 
 
エフェクターが増えたので、ボードも考え直さなくてはいけません。
でもボードそのものは変えたくない(大きくなるのはイヤ)ので、チューナーをminiサイズにしようか、と考え中です。
 
現在はtc electronicのPOLYTUNE 3ですが、同mini製品にする、もしくはこちらを考えています。