クオンタイズの説明、続きです。
目次
クオンタイズの設定
クオンタイズは、リズムをバシッと合わせてくれる神機能です。
すべての楽器に使うことができます。
(あえて使わないことも多々ありますよ)
クオンタイズは、適用する前に設定があります。
細かい設定はソフトによっても違うのですが、必ず設定しなくてはいけないのが、何分音符に寄せるか、です。
例えば4分音符に設定したら、どれだけ適当に弾いても4分音符にそろいます。
4/4拍子の曲ならば、4分音符が4つ入るので、その4つのどこかにすべての音が寄せられる、ということです。
で、4分音符とかわかんない、という人もいますね。
これの説明を文章でするのは難しいのですが、4分音符そのものが難しいのではありません。
簡単に言ってしまえば、4分音符は一般的な手拍子です。
曲を聞いているときに、手拍子を打ってみたら、だいたい4分音符ですね。
かえるの歌の音符は?
かえるのうたが きこえてくるよ
ここまでの歌は、全て4分音符です。
で音符には他にもありますよね。
2分音符とか8分音符とか。
かえるのうたの続きを見てみましょう。
グァ グァ グァ グァ
ここは2分音符。もしくは4分音符と4分休符が交互に出てきていると思ってください。
さらに続き。
ケロケロケロ グァ グァ グァ グァ
ケロケロの部分は、4部音符の倍のスピード=半分の長さになってますよね。
これが8分音符です。そのあとは4分音符。
クオンタイズでよく使うのは、16分音符です。
16分音符は、8分音符のさらに半分、4分音符の1/4の長さなので、手拍子1回につき音が4つ入る長さ、ということですね。
とにかく慣れる
クオンタイズのかけかたは、口で説明するよりも、実際にやってみたほうが早いです。
16分でかけたり、8分でかけたりした結果を聞いたら、なるほどこうなるのか、とわかります。
DAWは、とりあえずやってみるをバンバンやってみてよいので、クオンタイズのデフォルトを16分にしておき、なにはともあれクオンタイズをかけるのです。
それでぴったり合えばOK、変だったら、変な所とのみクオンタイズをかけ直します。
あとがき
以前にも書きましたが、DAWは基本何をやっても壊れません。
いや、こわれないどころか、時を戻すこともできます。
自動保存機能はもちろん、⌘Z(winならCtrl+Z)でかなり前までもどれるので、おそれずにバンバンやってみれば良い。
失うものは何もありません。
ただし、頻繁に上書き保存(⌘S)だけはやりましょう。
自動保存機能だけでは心もとないですね。