日々じゃーなる

日々の生活でおもったことをなんとなく、でも結構まじめに綴るブログです。 趣味は読書とビリヤード。仕事は音楽関係。

パソコンで音楽を作ろう〜その33 クオンタイズのかけかた

クオンタイズの説明、続きです。

 

目次

 

クオンタイズの設定

 

クオンタイズは、リズムをバシッと合わせてくれる神機能です。

すべての楽器に使うことができます。

(あえて使わないことも多々ありますよ)

 

クオンタイズは、適用する前に設定があります。

細かい設定はソフトによっても違うのですが、必ず設定しなくてはいけないのが、何分音符に寄せるか、です。

 

例えば4分音符に設定したら、どれだけ適当に弾いても4分音符にそろいます。

4/4拍子の曲ならば、4分音符が4つ入るので、その4つのどこかにすべての音が寄せられる、ということです。

 

で、4分音符とかわかんない、という人もいますね。

これの説明を文章でするのは難しいのですが、4分音符そのものが難しいのではありません。

 

簡単に言ってしまえば、4分音符は一般的な手拍子です。

曲を聞いているときに、手拍子を打ってみたら、だいたい4分音符ですね。

 

かえるの歌の音符は?

 

かえるのうたが きこえてくるよ

 

ここまでの歌は、全て4分音符です。

 

で音符には他にもありますよね。

2分音符とか8分音符とか。

 

かえるのうたの続きを見てみましょう。

 

グァ グァ グァ グァ 

 

ここは2分音符。もしくは4分音符と4分休符が交互に出てきていると思ってください。

 

さらに続き。

 

ケロケロケロ グァ グァ グァ グァ 

 

ケロケロの部分は、4部音符の倍のスピード=半分の長さになってますよね。

これが8分音符です。そのあとは4分音符。

 

クオンタイズでよく使うのは、16分音符です。

16分音符は、8分音符のさらに半分、4分音符の1/4の長さなので、手拍子1回につき音が4つ入る長さ、ということですね。

 

とにかく慣れる

 

クオンタイズのかけかたは、口で説明するよりも、実際にやってみたほうが早いです。

16分でかけたり、8分でかけたりした結果を聞いたら、なるほどこうなるのか、とわかります。

 

DAWは、とりあえずやってみるをバンバンやってみてよいので、クオンタイズのデフォルトを16分にしておき、なにはともあれクオンタイズをかけるのです。

それでぴったり合えばOK、変だったら、変な所とのみクオンタイズをかけ直します。

 

あとがき

 

以前にも書きましたが、DAWは基本何をやっても壊れません。

いや、こわれないどころか、時を戻すこともできます。

自動保存機能はもちろん、⌘Z(winならCtrl+Z)でかなり前までもどれるので、おそれずにバンバンやってみれば良い。

失うものは何もありません。

 

ただし、頻繁に上書き保存(⌘S)だけはやりましょう。

自動保存機能だけでは心もとないですね。