日々じゃーなる

日々の生活でおもったことをなんとなく、でも結構まじめに綴るブログです。 趣味は読書とビリヤード。仕事は音楽関係。

パソコンで音楽を作ろう〜その47 ミックスでやること

 

ミックス作業でやることは、ミキサーをみたらだいたいわかります。

細かい設定は職人作業ですが、何をやるかだけ把握しておくと全体が理解しやすいでしょう。

 

目次

 

ミキサーを見てみる

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Studio Oneのミキサー画面

これはStudio Oneのミキサー画面ですが、他のDAWソフトもだいたいこんな感じです。

トラックが横にならんでいます。

ここでは6トラック並んでいますね。

一番右がマスター(メイン)です。

 

各トラックの上から下に音が流れていくイメージです。

 

では、各トラックの上から順に見ていきましょう。

 

①インサート

 

ここにはインサートエフェクトを挿します。

ミックス作業で使うエフェクトは、EQ、コンプ、リミッターが主。

場合によっては、これ以外のエフェクトをかけます。

 

②センドリターン

 

ここには、センドリターンエフェクトを設定します。

リバーブ、ディレイ、などの空間系エフェクト、場合によっては歪み系もこちらでかけます。

 

③PAN

 

PANは定位のことです。

モノラルの場合、PANなにも扱わなかったら、LRのスピーカーから同じ音量がなります。

PANをLまたは左に振ると、LRのスピーカーからなる音量が変化します。

たとえば右から7割、左から3割など。

こうすることによって、その楽器を真正面に置きたいのか、少し右に置きたいのか、かなり左に置きたいのか、という設定ができます。

 

④フェーダー

音量です。これが一番馴染みがあると思います。

楽曲では、同時に複数の楽器がなるので、各楽器の音量を調整しないと聞こえづらくなります。

 

あとがき

 

ミックス作業は、細かいことを除けばこれでほとんどです。

マスターも含めた各トラックに、上で説明した設定をしていくだけです。

 

ただ、これがやっぱり難しいんですよね。

メジャーの曲ともなると、トラック数が50を超えることもあり、そのトラック一つ一つに設定をしていくわけだし、音楽の成分は2つと同じものがないので、設定は結局その都度調節する必要があり、プリセットでバシっという感じにはなりません。

 

次回は、各設定を順に見ていきましょう。