日々じゃーなる

日々の生活でおもったことをなんとなく、でも結構まじめに綴るブログです。 趣味は読書とビリヤード。仕事は音楽関係。

パソコンで音楽を作ろう〜その57 なぜリバーブはセンドリターンなのか

リバーブの続きです。

 

目次

  

リバーブをセンドリターンでかける理由

 

 

前回の記事で、リバーブとは場所のシュミレーションだということを説明しました。

 

さて、ミックする際に、この曲は部屋で演奏しているという想定で音をつくっていく、と決めたとします。

 

その場合、すべてのトラックにroomリバーブをかけます。

そうしないと理屈が通りません。

 

だって、同時に演奏しているように聞こえないと変でしょう?

 

そして、勘の良い人ならもうわかります。

同じ部屋で演奏しているようにリバーブをかけるということは、そのリバーブが全く同じでないとおかしい、ということです。

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センドリターンの音の流れはこうでしたね。

このAUXトラックに入ってくる音は、いくつでも設定できます。

歌、ギター、ベースなどをすべて同じAUXトラックに流し込むことができるのです。

そして、このAUXトラックにリバーブプラグインを挿すのだから、結果的に同じリバーブがかかるのです。

 

ミックス途中でリバーブの成分を変えたいと思って変えても、この音の流れならばトラックごとに違うリバーブがかかることはありません。

 

ただし、各トラックからどのくらいの音量をAUXトラックに分岐させるかは設定できます。

この設定がつまり、リバーブのかかり具合です。

リバーブ成分は全く同じで、リバーブのかかり具合のみ各トラックで設定する。

これがセオリーです。

 

あとがき

ということで、リバーブとセンドリターンを説明してきました。