私が社会に出た頃には、すでにバブルが弾けたあとでした。
まさしく「夢のあと」。
バブルではしゃいでいた時代の話を聞くと、ウソでしょ？と思うくらい。
バブルの頃の株価がおかしかった、という人もいます。
確かに、あの株価はまさしくバブル、大きいけど中身は空っぽで、弾けやすい。
バブルという表現はうまい表現ですよね。
あの頃の株価を取り戻した、ということはまたバブルなの？
いえ、そうではありません。
世界経済は大きく見れば右肩上がりです。
そんな中、日本の株価は30年前の株価を超えられてなかったのです。
相対的に見れば、どれだけ経済的にマイナスだったか、と思います。
実体経済と株価はそもそも違うものです。
株価がついに30年前のバブル崩壊の直前に戻った、と聞いても、生活が全然ラクにならない、給料もなかなか上がらない、という人もいっぱいいます。
それでも、株価が上がることは良いことです。
全体の経済が上がることは悪いことのわけないでしょう？
そして、この恩恵をちゃんと受けたかったら、そろそろ自分で株式投資を始めることです。
株価が上がっても、得をするのはお金持ちだけ、という人がいますね。
それは、株式投資をしている（できる）のがお金持ちだけ、という固定概念です。
証券口座開設は無料。
投資は数百円から可能。
楽天だと、ポイントでの投資も可能。
これでも株式投資はお金持ちだけのもの、というのは、新たなことに挑戦しないことの言い訳です。
株式投資をギャンブルだ、という人もいます。
確かにそのとおりです。
ただ、世界経済が右肩が上がりのなか、インフレ率を考慮しないで現金を持っているのは、価値が下がっていくのを傍観しているのと同じです。
昔はコーラが100円で買えた。
今はそれが150円出さないと買えない。
これは、コーラが値上がりしたのではなく、昔の100円と今の150円の価値が同じ、つまり円の価値が下がった、と見るべきでしょう。
つまり、今現金で持っている100万円は、30年後に100万円の価値がない可能性が高い、ということです。
現金を保有していても、世界経済は変動するので、それにあわせて円の価値も変動、つまりやっぱりギャンブルです。
どうあがいても、経済はギャンブル的な要素をゼロにはできません。
だとすれば、できるだけ可能性が高い方にかけたいでしょう？
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とりあえず、まだ株式投資が怖いと言っている人も、証券口座の開設くらいはやっておきましょう。
銀行口座を作るよりは若干手間だし、時間もかかります。
いつでも始められる準備さえしておいて、じっくり考えて始めてみてはどうでしょうか？
