日々じゃーなる

日々の生活でおもったことをなんとなく、でも結構まじめに綴るブログです。 趣味は読書とビリヤード。仕事は音楽関係。

M1 macのDAWセッティングを進めています

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好評のM1チップ搭載mac。

動画ほどではないにしても、DAWもスペックが高ければ高いほど良い。

 

だから、M1を検討している人も多いし、実際にすでに使っている人もいます。

 

ただ、現在発売されているM1は、OSが11で基本ダウングレードできません。

 

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つまり、DAW関連のハード、ソフトそれぞれが、OSとM1チップどちらにも対応していないと不具合が出る、ということです。

 

プロとして仕事をしている人が、安易にOSをアップデートしてしまい、ソフトシンセやプラグインが動かなくなる、という事件は結構耳にしますが、これは音楽以前にプロとして失格です。

 

OSだけでもこういう事件が起きるので、チップまで変わるとさらに慎重にならざるをえません。

 

現在、関係各所のM1 macセッティングを行っていますが、これまで使っていたシステムを完全に残している状態でセッティングし、セッティング完了してもしばらくは旧システムが使えるようにしています。

 

最低でも1ヶ月以上運用してみて、問題内容ならば旧システムをリセットを考えても良い、という感じです。

(データは除く)

 

繰り返しますが、確認しなくてはいけないのは、

  • ハード
  • ホストシーケンサー
  • プラグイン

のM1チップとOS対応です。

 

この中で一番の難関はプラグインでしょう。

すべてホストシーケンサー付属のものを使っていれば問題ありませんが、通常はサードーパーティー製のソフトをインストールしているはずです。

 

しっかりやっている人であれば、その数が100を超えることもあるはずです。

 

 

私がメンテナンスしている各所では、8割くらいは完了した、というところです。

まだまだ対応していないソフトもあるし、そもそも対応させる気があるのか、と思うくらいなんのアナウンスもないソフト(メーカー)もあります。

 

長年制作サイドにいると、パソコンベースでやっている以上こういう事態は避けられないので、大切なプロジェクトは全トラックをオーディオ化し、すくなくとも再生だけはできるようにしておきましょう。

編集の柔軟性は失われるものの、音で確認できればなんとかなることも多々あります。

 

ソフトシンセからの出力に頼っていると、本当に音が出なくなって大変なことになりますよ。