とても同感できる記事です。
調理器具としては最高だが、IoTとしては最低、とばっさり書いていますが、最低とまではいかなくても、同じように不満を感じる電化製品を私も持っています。
まずエアコン(三菱製)。
先日買ったエアコンは、無線LAN子機内蔵で、設定してしまえば外出先からの操作やAlexaでの操作も可能。
ですが、設定は結構難しいと感じました。
無線機能の入切だけはリモコンですぐにできますが、、、無線機能の入切ってそんなに使いますかね?基本入れっぱなしではないでしょうか。
それよりも、何かの拍子にネットワーク設定が外れて、SSIDとPASSを再設定しなくてはいけないときの操作性は決してよくありません。
それからハードディスクレコーダー(SONY製)
こちらも外出先から番組表閲覧の上、録画予約が可能です。
ただ、SONYのアカウントでログインしている状態が、定期的にログアウトされます。
こういっちゃなんですが、ハードディスクレコーダーにそこまでのセキュリティーって必要ですかね?
銀行やクレジットカードのアカウントならいざしらず。
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テクノロジー、と名のつくものでネット無関係のものはもはやありません。
つまり、家電をネットといかに連携させるかというのは、機能ではなく最低条件です。
家電で最も重視する点は、品質の高さであることは言うまでもありません。
ただ、利便性もそれにまさるとも劣らないくらい重要視されます。
そして、ネットとの連携に落ち度があると、本当に不便を感じます。
日本には、世界に誇れる家電メーカーがいっぱいあります。
日立、東芝、三菱、パナソニック、ソニー、シャープ、富士通、NEC、、、
日本経済はここ数十年あまりうまくいっていませんが(個々の企業は最高益をあげていますけどね)、これらの企業が以前のように世界の先端企業と戦えるようになるのは、日本経済再生の必須条件ではないでしょうか。