かなり久しぶりにmidiキーボードを新調しました。
midiキーボードって、そう簡単には壊れません。
今まで使っていたやつも、別に壊れていません。
ただ、こういうものって長いこと使い続けて初めて分かる「自分が気にするところ」と「気にしないところ」があります。
今回はそういった気にするところをクリアするために新調に踏み切ったわけです。
まずは気にするところですが、
- タッチ感
- 鍵盤数/サイズ
- 鍵盤幅
- 電源
- サステインペダル端子の有無
という感じです。
一つずつ見ていきましょう。
タッチ感
私はピアノ弾きです。
ピアノを長年弾いてきた者にとって、軽い鍵盤のタッチ感は違和感たっぷり。
ただ、ピアノ以外の打ち込みをするときに、ピアノタッチの鍵盤は不便。
ということで、程よい重さを持った鍵盤を選びます。
鍵盤数/サイズ
ピアノ弾きだったら、鍵盤が88鍵ないと違和感あります、、、が、制作にあたってデスクに88鍵のキーボードがあったら、正直邪魔です。
DAW使いは、デスク上に少なくともmidiキーボード、文字入力のキーボード、マウスorトラックボール、モニターなど色々置いていますしね。
ただ、鍵盤数が少なすぎると演奏上困る。
この辺を天秤にかけて、私は49鍵を選びました。
鍵盤幅
上記と重なるところもありますが、鍵盤数を増やして、省スペース、となると鍵盤の幅を小さくすればよいわけです。
ただ、ピアノ弾きにとってはこの違和感はすごい。
ということで、鍵盤幅はピアノと同じサイズのものを選びます。
電源
バスパワーだと、電源のオンオフをする必要もないし、ケーブルも1本減らせます。
midiキーボードは、信号をちゃんと送れればなんでもよいので、電源もバスパワーだろうがセルフパワーだろうが、入れば何でも良い。
バスパワーを選びます。
サステインペダル端子の有無
これまたピアノ弾きにとっては必須ツールですが、小さいmidiキーボードだとこの端子がついていないものもあります。
ちなみに、ピアノ弾きでなくもサステインペダルは使います。
ソフトシンセのアーティキュレーションがサステインペダル(CC64)にアサインされていることは結構あります。
また、ピアノがあまり弾けないけどなんとか打ち込んでいる、という人にとって、サステインペダルを踏みながら演奏なんて無理!という人もいますが、そういう場合はサステインペダルだけ別で打てば良いだけです。
◆
続いて、気にしないところです。
- フィジカル
- バンドルソフト
- 無線機能
これはまとめて書きます。
フィジカルは、ドラムを打ち込む際のパッドや、エンベロープのパラメータをアサインして扱えるようにするのが主ですが、私はあまり使いません。
パッドに関しては、どう考えても鍵盤数の方が多いので、場所さえ覚えてしまえば鍵盤で打つほうが楽です。
パラメータのアサインは、ライブでの使用には良いでしょうね。私の場合、midiキーボードは家に固定なので不要。扱うときはソフト上で調整します。
バンドルソフトは、、、まあ不要です。
現時点で追加のソフトはいらないですかね。
今からDAW始める人にとっては大切でしょう。
それから無線機能。
これは、いまのところ不要ですが、将来的には期待しています。
今のmicro key airに代表される無線は、設定がちょい面倒です。
無線のマウスくらいスッと使えるようになったら使うと思います。
◆
以上、私のmidiキーボード選びでした。
制作環境は十人十色なので、決して普遍的基準ではありませんが、誰かの参考になればと。
ちなみに、買ったのはこれです。