日々じゃーなる

日々の生活でおもったことをなんとなく、でも結構まじめに綴るブログです。 趣味は読書とビリヤード。仕事は音楽関係。

どの情報を信じますか?

何やら最近、2回目のワクチン接種を終えたら、ワクチン内にナノチップが入っているので磁石がくっつく、というとんでもない動画があるそうですね。

 

やれやれ・・・

 

あのですね。

私はワクチン接種推進派ですが、嫌だという意見もあって良いと思いますよ。

結果打たないという選択をする人もいて良いと思います。

 

いや、本当は全員に打ってほしいと切に願っていますが、日本で強制は無理なので、私が願ったところで、打たない人は必ず残ります。

 

ただし、ですよ。

 

ワクチンは打たないほうが良い、という主張を正当化するためならどんな情報でも利用する、というのはいかがなものかと思います。

 

磁石がくっつくって、、、質の低い手品ですか??

 

 

こういうことを書くと、ぜっったいに嘘という証明はできないじゃないか!という人がいます。

確かにそのとおり。

 

でも、同じ論法でそれが正しいという証明もできない。

 

「このサイトにこう書いてある!」

「この動画をみて!」

というのは証明になりません。

政府だって安全である証明をしています。

 

つまり、一般人は公表されている情報のどれを信用するのかを選択する必要があります。

自分で確かめようと思ったって無理。

(磁石がくっつくかどうかは接種後に自分でやってみればよいだけですけどね!)

 

世の中に100%正しいと保証された情報はありません。

疑おうと思えば、地球が丸いことだって疑えちゃいます。

(だって宇宙に行って見てないでしょ?宇宙飛行士が結託して嘘ついているかもしれない、なんてね)

 

どんな情報も絶対正しいとは言えないのならば、選択基準は、どの情報が正しそうか(間違ってそうか)です。

もっと言えば、どの情報が真実に近そうか、ということですね。

 

それを判断する基準は情報ソース。

 

政府や厚生労働省が発表したデータと、やたらと陰謀論的な記事ばかりをピックアップしているサイトで示されているデータ。

どちらの方が正しそうか、真実に近そうかということです。

 

繰り返しますが、政府や役所が嘘を言わない、と言っているわけではありません。

比較して、どちらが真実に近いか、ということです。

 

私は、比較すればやっぱり政府や役所の発表を信じます。

嘘の情報を流すメリットはもしかしてあるのかもしれませんが(そんなもんあるのか?)、危険もかなりあります。

嘘だとわかれば大騒ぎになって、多くの人が職も社会的地位も失います。

 

対して、陰謀論を唱えているサイト運営者、情報提供者は、それが嘘だったとしても特に責任は問われません。「自分の意見を書いただけ」と言って終了。

 

自分(たち)が責任を背負って出す情報と、特に責任が生じない人が出す情報。

 

やっぱり私は責任を持っている人や組織の方が信頼おけますけどね。