これからのプロダクトは足すことよりも削ることが価値になる デザイン会社 ビートラックス: ブログ
私はいまから、ゆうちょのスマホ用サイトを、期待を込めてディスります。
ゆうちょのサイトは、とにかく見にくい。
まず、ゆうちょ用のiOSアプリ、ゆうちょPAYを除いたら
- ゆうちょ通帳アプリ
- ゆうちょ認証アプリ
の2つ。
なぜアプリが2つに分かれているのかわかりません。
そして、スマホから行う作業は主に
- 入出金確認
- 振込
です。
入出金確認は、上記通帳アプリでわりかし簡単にできます。
一方振込は・・・
まず、認証アプリを起ち上げて(認証アプリから、という時点で変です・・・)生体認証したら、ブラウザでスマホ用のサイトにいきます。
ここでサイトトップページにいくのかと思ったら、その前にやたらと長い文章が書いてあるページが表示されます。
お知らせやらご案内やら。
「詳細は、以下のページでご確認ください」って、このページは詳細じゃないんかい、と。
一番下の「ダイレクトトップ」をタップでやっとトップページ。
メニューから振込をタップ。
次に出てくる画面がこれ。
まだです。
ゆうちょ銀行宛をタップして次の画面。
送金先を選んで次の画面がこちら。
本当はもっとあって道半ばです。
これ、繋ぎ合わせてるんじゃないですよ。
1画面です。
縦長すぎでしょ!!!
ネットバンキングは、楽天銀行やpaypay銀行も使っていますが、こんなに長い画面なんてありません。
なんでこんなことになるのか。
冒頭の記事は「機能面」のことを書いていますが、方向としては似ています。
ちゃんと説明責任を果たしたいのか、免罪符にしたいのかはわかりませんが、結果的には本当に見にくい。
確かにネットバンキングで振込作業をする場合、入力が必要な工程は
- ログイン
- 送金宛先
- 送金金額
- 確認
くらいです。
このうちログインと確認を生体認証にする。
サクサクと入力できる感じをユーザーに与えるため、各画面は「次へ」を使って別にします。ここまではゆうちょもそのようになっています。
問題は、各画面に書いてある情報量があまりにも多すぎるということです。
だからあんなにながーい画面になっちゃうんです。
発想としては、必ず必要だと思われる情報以外はリンク対応(困ったときは、など)にして、一つの画面をスリム化すること。
長くても、ワンスクロールくらいで全体が見られるくらいのサイズ感。
ゆうちょは頻繁に使う銀行口座なので、早く改善してほしいものです。