銀行といえば、社会的にも華がある職業だし、実際に高給、そんなイメージがありました。
今でも駅前の一等地にどでかいビルを構えている銀行は多い。
でも、正直私の銀行に対するイメージは、貯金箱程度です。
タンス預金はあまりにも使い勝手が悪いし、安全面でもどうかと思うので、銀行に預けている、それだけです。
ただの貯金箱なのに、なんであんなに大きなビルを建てられるほど儲かっているのか不思議でした。
大人になって、それなりに理解はできましたが・・・
銀行は今後も使い続けるでしょうけど、その使い方は変わってくると思います。
クレカをはじめとしたキャッシュレス決済が支払いの多くを占めるようになると、銀行の入出金は、キャッシュレス決済の一括分のみになるので、銀行側は内訳を把握することはできなくなる。
すると、退職金を始めとした資産運用のアドバイスをきめ細かにすることもできなくなりますね。
また、最近やたらと耳にするATMのトラブルも多い。
この報道によると、
銀行関係者らによると、ATMの購入費は1台数百万円。賃料や警備費や障害対応費などと合わせ、維持費も月30万円ほどかかる。現金輸送など人件費を含めた費用は業界全体で年2兆円にのぼるという。
とのこと。
トラブルは多いし維持費は高い、そんなのやめちゃったほうが良いと普通に思うのですが、どうなんでしょうか。
国民にタバコをやめさせるためにタバコの税金をあげるのと同じ手法で、ATMの手数料をむちゃくちゃ高く設定したら、使う人が激減するんじゃないですかね。
もちろんそのために、ATMを使わなくても良いような環境作りをより進めてもらわないと困りますけどね。
銀行も、こんなところに維持費を払っているほど余裕の経営ではないでしょう。
銀行にも改革が求められる時代ですね。