今年も残すところあと2週間ちょっとです。
まさにコロナ一色だった1年でしたね。
コロナの影響は、確定申告にも影響がでます。
副業を始めた人、転職した人、独立した人、収入が下がって支援金等を受給した人。
すべて確定申告に影響が出ます。
確定申告書提出においては、マイナンバーカードがなくてもできますが、どう考えてもあったほうが楽だし、どのみち広まっていくものなので、さっさと取得しておきましょう。
来年はじめ辺りにポイントもらえるみたいですしね。
もらえるものがあって、便利になって、失うものはなにもありません。
副業を始めた人は、確定申告が初めて、という人もいるはずです。
所得が20万円以内なら、確定申告不要ですが、住民税のことも考えれば不要だけど提出したほうが良いでしょう。
※所得とは
収入から経費を差し引いた金額
副業だと、確定申告書の作成は意外と簡単です。
用意するものは
- 雇用されているところからもらった源泉徴収票
- 副業で得た収入や経費の金額
くらいですかね。
1に関しては、年末あたりに会社から配られます。
源泉徴収票自体が必要なのではなく、そこに書いてある金額を確定申告書に転記する必要があります。
2に関しては、自分で計算しましょう。
ただ、注意点があります。
それは、収入と手取りは違う、ということです。
もしこれが一緒なら、副業によって振り込まれた金額を足せばよいだけですが、そうはいかないこともあります。
それは、天引きがあるからです。
例えば源泉徴収です。
副業でも、源泉徴収されている場合は、その取引先に額面と源泉徴収額を確認しなければいけません。
※源泉徴収
前払い分の所得税のこと
源泉徴収されているというのは、つまり「もう所得税をある程度支払い済」ということです。
副業で収入があった分だけ所得税も払わないといけないのは仕方ありません。
しかし、すでに前払いした税金をまた払うのはアホらしいでしょう?
だから、確定申告の雑所得、源泉徴収税額の欄にちゃんと支払った源泉徴収税額を記載したい。
だから、取引先に報酬総額と源泉徴収税額を確認する必要があります。
支払調書という書類を発行してくれるところもありますが、これは義務ではないので、支払調書がもらえない場合は、源泉徴収があるかどうか、ある場合は額面と源泉徴収額を確認しましょう。
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この時期くらいから確定申告の準備を始めておくと、色々とスムーズですよ。
淡々と準備して、スマートな納税を心がけましょう。