スマホにマイナンバーカード機能、22年度末までに 推進団体は「日本が世界のデジタル革命を先導する」(ITmedia NEWS) - Yahoo!ニュース
22年度末までということは、もう1年もないということですね。
体感では「そりゃ無理でしょ」と思いますが、後ろ向きなことを言ってたって始まらないので、ぜひとも尽力してほしいと願います。
まずは政治の力でしょう。
マイナンバーカードはデジタル革命の一つの要素ですが、デジタル全体を推進すべきです。
そういう意味では、いまだに紙ベース、対面必須の国会を変えましょう。
コロナで民間企業にリモートワークをめちゃくちゃすすめたにも関わらず、国会議員が大勢集まっているのをみると、矛盾を覚えます。
「実際に対面しないと、質疑応答での熱が伝わらない」
ある党首が言っていましたが、それは民間企業でも同じでしょう。
国税の納税に関しては、青色申告特別控除を最高額である65万円分受けるのにe-Taxのオンライン提出が必須条件になったことで、オンライン化=デジタル化がかなり推進されたようです。
推進されすぎて、サーバーがダウンしたくらですからね。
ほかの分野でもインセンティブを用意すれば良いと思います。
Paypayは現代のQR決済普及を一気に広めた立役者ですが、きっかけはすべての買い物で20%還元というものすごい割引セールを行ったことでした。
十分に浸透した今では、さほどお得感がなくても、その利便性ゆえに使う人も多い。
マイナンバーカードも、いろんなデジタル革命も、まずは普及させてその便利さをみんなに知ってもらわないとなにも始まりません。
国が国民を管理するために取り入れる制度であるのと同時に、国民の利便性をあげるものだ、ということをもっと周知させなければいけないものです。
実際マイナンバーカードは、活用すれば十分便利です。
健康保険証、運転免許証、公金受け取り口座登録は、便利ですよ。
個人情報がぁ、なんて言ったって、すでに国側は把握していますからね。一元管理になるというだけの話です。
デジタル分野で明らかに遅れをとっている日本。
今年度末までに成長できるか。
しっかりと見ておきたいと思います。