日々じゃーなる

日々の生活でおもったことをなんとなく、でも結構まじめに綴るブログです。 趣味は読書とビリヤード。仕事は音楽関係。

なぜマイナポイント付与でマイナンバーカードが普及しないのか

マイナカード予算、6千億円余剰 ポイント付与伸びず、期限延長も | 共同通信

 

ウチは、自分も含めて4人家族。

最初のマイナンバーカード取得時のポイントも含めて、合計80000円分です。

ほとんどの人にとって、全然安くない金額ですね。

 

一人だけでも20000円。

これだけお得なのに、まだマイナンバーカードを作らない理由が、「個人情報がぁ!!」ということだとは思いません。

 

中にはそういう人もいるかもしれませんが、それよりも「よくわからない」ということではないでしょうか。

 

このキャンペーンでもらえるのは、現金ではなくポイントです。

クレカを使っている人は、おそらくクレカのポイントがたまっていると思いますが、そのポイントの管理すらままならない人だって結構いるはず。

 

マイナポイントを自分の使っている何かしらのポイントに付ける、となった場合、みんな大嫌いな「アカウント名」「パスワード」「2段階認証」といった関門をクリアしなくてはいけません。

 

この辺がなんなくできる人だったら、20000Pもらえてラッキー、以外なにもないのですが、逆にわからない人だと、うんざりでしょう。

 

実際に私の両親も、アカウント、パスワード、認証については、何度説明しても理解できないようで、連絡をもらうのはほとんどその件ばかりです。

 

アカウント名をユーザー名と言ったり、それがメールアドレスだったりそうじゃなかったり、パスワードは全部統一したいけど、文字数、文字種でどうしてもブレが出て管理できなくなったり、、、

一度は経験あるんじゃないですかね。

(そんな中、マイナンバーカードはパスワードが4つもありますけどね)

 

高齢者が近所のスーパーで使えるスタンプ型のポイントカードは活用しているのはよく見ますが、マイナポイントに比べたらその還元率は微々たるもの。

それでもスタンプ型のポイントカードは使ってマイナポイントはもらわない、その理由はただひとつ、よくわからない、です。

 

もし政府がマイナポイントを使ってマイナンバーカードを普及させたいのなら、何がわからないかをちゃんと把握するしかありません。

 

私の両親も、妻の両親も、全然わかってませんでした。

結果、私がすべて代行申請しましたが、今現在でも多分よくわかってません。

高齢者だけでなく、知人にもそういう人はいっぱいいます。