日々じゃーなる

日々の生活でおもったことをなんとなく、でも結構まじめに綴るブログです。 趣味は読書とビリヤード。仕事は音楽関係。

なりたい自分と、尊敬する人のタイプがだいぶ違う私の意見

www.youtube.com

 

同意します。

 

私は、この動画に参加している「いい子症候群」の方たちよりも少しだけ(?)世代が上ですが、出世とかほとんど興味ありません。

努力、根性、忍耐、やる気とかもちょっと苦手です。

 

私の考えでは、出世欲がないのには2つの要素があると思います。

一つは生まれつき。つまりもともとからそういうタイプだということ。

多分私はこれにあたります。

 

もう一つは、あえて避けているということ。

 

 

これらのグラフを見ての通り、仕事の悩みを約66%の人が抱え、その悩みの30%が人間関係となっています。

 

人間関係の具体的内容は載っていませんが、上司との関係が多くを占めるのではないでしょうか。

 

ネガティブなことのほうが伝達しやすいというのもあると思いますが、日頃から良い印象を抱いていないし、憧れることもできない上司と仕事をしている人が、出世したいと思う気持ちが薄れるのは自然です(もちろん、自分が変えてやる、という人もいますけどね)。

 

それに加え、上司の人間性といった抽象的なことではなく、給料という意味でも日本は経済的にほとんど成長していない=給料は上がらないので、出世したところでどうすんのよ、と懐疑的になるのは当たり前なんですよね。

 

上の世代の人が努力、忍耐、根性、やる気を重視するのは、そういったものを重視した教育だったし、実際にそういったものを重視した人がたくさんいて、それを見て憧れた、まとめていえば、そういう空気だったということでしょう。

だから、現代とは事情が異なります。

 

ただ一方。

 

私には恩師と呼べる人がいるのですが、その人はまさに努力、忍耐、根性、やる気の塊のような人です。

実際にその方は社会的にも経済的にも成功していると言って良い。

その人に対する尊敬の念は、恩師と呼んでいるくらいですからしっかりとあるわけです。

 

尊敬はしているけど、自分がそうなりたいとは思わないし、実際になれないと思う。

私の世代はおそらくそういう微妙な世代です。

 

この動画に出てきている方たちは、私にとっての恩師のような人がいないのかもしれないし、いたとしても努力、根性型ではない人なのかもしれない。

 

私は、本当の多様性ってこういうことだと思っています。

出世を強要されるような空気はまっぴらですが、かといって飲みニケーションをしている人たちを「時代遅れだ」と非難、冷笑するのも違う。

 

それぞれで良いじゃないか、ということですね。